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連敗ノムさん「全部オレの責任」ゴメスに走られ痛い失点
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「野球のイロハできてない」
野村監督が、珍しく語気を荒げた。選手サロンのレーズンパンをマズそうにかじりながら、バスヘ向かうナゴヤドーム通路に怒りをブチまけた。 「打てんのは仕方ない。だがそれ以前に、スキだらけの野球ですわ。あれだけスキを見せたら、全部突いて来られるわ。野球の基礎、常識、イロハが全然出来てない!」。 不振の新庄を外した新オーダーも空しく、今季最低タイの散発3安打で星野竜に連敗。だが指揮官の怒りは守りに関する初歩的ミスだった。記録には残らない“エラー”の多発に、我慢の線が切れた。 ホコ先は吉田豊に向かった。3回2死一塁。足の遅い一走ゴメスに、楽々と二盗を決められた。「あれだけ大きなモーションなら、誰でもタダで(二塁に)行くわ。打者立浪で、確かに一塁手を後ろに下げた。でもクイックすれば走れない。それがベテランながらノーマークじゃないか」。 直後に、立浪に左中間痛打を浴びる。二塁からゴメスが楽々生還して決勝点を与えた。スキをつくはずの野村野球が、スキだらけ。星野監督は、阪神ベンチをあざ笑うかのように走り、裏をかいた。
5回無死三塁。関川の一前打を処理したジョンソンが、和田が一塁カバーに入っているのに自分でタッチしようとして、セーフに。続く無死二、三塁。ゴメスに左越え打を浴び、2者が楽々生還しているのに、今岡が本塁送球。この間、ゴメスに二塁を陥れられてしまった。 6連勝で優勝戦線に食い込むと宣言して乗り込んだ中日戦。「独走は許さん」と星野中日包囲網まで口にした野村監督が、こともあろうに「頭脳戦」で連敗した。まだホームラン連発でられた方が…。野村監督にはこれ以上ない屈辱、情けない敗戦だった。 これで7年連続で、4月勝ち越しも消えた。「全部オレの責任だけど…。これを教育して行くのは大変やな」。バスに乗り込む直前、また響いた指揮官のうなり声。本当の怒りのホコ先は自分自身にむけらられていた。 <写真上=4回裏(中日)1死一塁、川上の送りバントで吉田豊の送球を必死で捕球する今岡。走者は中村、写真下=打てんな〜とぼやきながら帰路に着く野村監督>
新庄、スタメン落ち不振の新庄がスタメン落ちした。左太もも痛が治って、16日に1軍に合流してから、今季初のスタメン落ち。「調子が上がってきてないから」(柏原打撃コーチ)。途中の守備から出場したが、1打席は平凡な遊ゴロ。復調の兆しは見えず、守備固め要員への格下げピンチだ。 「結果がすべてだから。そりゃ出たいよ」。これで最近4試合、10打数ノーヒット。20日の横浜戦で今季1号を打って以降、22打席でわずか1安打。打率も1割6分2厘まで下がった。 前日は試合途中でベンチに下げられた。さらにこの日の午前中には、若手主体の早出特打への参加まで命じられた。名古屋市内の中日練習場で約30分の打ち込み。そして、試合ではスタメンから外された。柏原コーチは「足(左ヒザ)の状態もよくないけど、結果を出してもらわないとな」と容赦ない姿勢。10年目を迎えた看板選手も、控えの若手選手と同様、チーム内の競争で生き残りを求められる。 吉田豊、4失点KO福留に痛恨アーチ福留に打たれた痛恨のアーチに、吉田豊はクチビルをかみ締めた。味方が先制した直後の3回裏、福留に初球の内角シュートを中堅バックスクリーンに同点弾にされた。「痛いなんてもんじゃないです。同じことをまたやってしまった…」と思い起こすのは前回21日横浜戦(長崎)でローズに打たれた同点弾。味方が先制した直後という状況も同じなら、バックスクリーンという打球の方向も同じ。「何かあるんですかね。対戦データを見れば、内角は打てていなかったのに…。点をもらった直後に…」。5回途中今季最多4失点で降板した左腕は最後まで、点をもらった直後の失点を悔いていた。 坪井、8戦連続打!坪井の内野安打が、結果的には完封負けを阻止した。3回2死三塁で、チーム初安打となる遊撃右への内野安打。「形はどうあれ、ランナーをかえすことができた」。昨年新人王を争った中日川上から、しぶとく先制点を奪った。残る3打席は凡退したものの、これで8試合連続安打と気を吐いている。 急降下、平塚ピンチ平塚もスタメン落ちのピンチだ。打順はこれまでの3番から6番にまで降格。しかも、3打数ノーヒットで途中でベンチに下げられた。「打ってないから、仕方ないよ」。15日まで3割をキープしていた打率も2割6分7厘まで下降。この日は若手主体の早朝特打に参加したが「効果? すぐには出ないよ」と表情も暗い。柏原打撃コーチは「ちょっとバテてきてるんかな」とスタメンから外すことも示唆した。 八木沢投手コーチ(中日戦の連敗に)「中日の左打者への対策は考えているが、昨日(27日)から勢いづかせているからなあ…」 (9勝11敗) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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