98年タイガース戦跡 第113戦(9月5日)坪井.331でトップに8厘差
試合後バスへ向かう球場内通路では、同じ年で同期の小林幹とバッタリ。「新人王狙えよ」という親友のハッパに、「オレは無理だよ。そっちこそ」と坪井は苦笑いで応戦した。だが小林と別れた後は、一変して険しい顔に…。報道陣の質問にも、終始無言を通した。 もちろん、チームの黒星、しかも同点の9回2死一、二塁の勝ち越し機に中飛に倒れ、その裏チームはサヨナラ負けという結末に納得できなかったからだ。「自分がいくら打っても、チームが勝たないと不機嫌になる」という母瑞代さん(50)の言葉通り、とても喜べる状況ではなかった。 <写真=3回、坪井はこの日2本目の安打を中前に放つ。捕手瀬戸>
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