98年タイガース戦跡 第95戦(8月15日)球団ワーストの11連敗
吉田監督 ワースト記録となったことに対して、これだけファンの人が応援して下さっているのに、汚点というか、申し訳ない。苦しいですが、あすもまたベストを尽くしてやるしかない。選手も一生懸命やってくれてるんです。しかし、こういう屈辱というのは…。遠征に出て1回も勝ってないんです。それなりに策はしてるつもりですが、勝負は厳しい。 かつての日本一監督にも適切な言葉が見つからない。頭を下げた65歳の白髪頭に、哀愁が漂った。 精いっぱいの意地、抵抗は見せた。0―3の一方的展開で迎えた4回。4番桧山がチーム9試合ぶりとなる12号ソロを左中間に叩き込むと、8試合ぶりスタメン復帰の大豊も右翼へ9号ソロ。「チームもこういう状態だし、自分でも何とかしたいと思ってる」。3試合ヒットなく、2試合スタメン落ちの桧山は午前中に遠征先では初めての早出特打を行っての快打。再び2点差となった5回にも、初スタメンの3番ウィルソンが右前へしぶとく同点初タイムリー。それは弱虎が見せた連敗阻止への意地の結晶…。左打者中心の67通り目オーダーで入来をKOし、4得点。「きょうこそは」のムードが漂っていた矢先、9回の悪夢だった。 63年の猛虎史を塗り替えた11連敗。一枝ヘッドは「何としても連敗を止めないと…。先発投手を総動員するしかないか。それぐらい考えていかなアカン」とまで言い切った。首脳陣がそこまで考えるほどの泥沼。地獄ロードはあのロッテの18連敗まで続くのか。真っ暗やみの中で、吉田阪神がもがいている。 <写真=清原にサヨナラ本塁打を喫して、球団ワーストの11連敗。ナインは言葉もなく、顔をこわばらせた> (33勝62敗) [98タイガース戦跡目次] [阪神情報へ] ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||