98年タイガース戦跡 第86戦(8月5日)ロードで泣い虎
【勝】斎藤隆 【S】佐々木 【敗】井上横浜戦を前に「佐々木の記録だけは阻止したい」と吉田監督は言い切った。9回には2点差に詰め寄り見せ場は作ったが大魔神佐々木の日本新記録を“演出”しただけ。横浜をカモにしたのは、遠い昔。とにかくクリーンアップに決定打が出ない。 ◆今季の阪神対横浜のクリーンアップ成績
阪神のクリーンアップ
横浜のクリーンアップ
横浜は鈴木、ローズ、駒田でほぼ固定。3、4番の出塁率が高いため5番の打点も阪神に比べて15点多い。一方の阪神はのべ15人を起用している。 1点差の8回裏。2死から2番波留、3番鈴木が連打で一、二塁。4番ローズを迎えて、葛西が左中間を破られる2点二塁打を打たれた。 ◆阪神のチーム本塁打は過去10年間で6度のセ・リーグ最低。うち5回はチーム成績も最下位に落ち込んでいる。だれの目にも大砲不在…。 しかし、この日、米大メジャー視察から帰国した渉外担当が新外国人候補リストとして持ち帰ったのは「中距離タイプ」の打者10人だった。両翼100メートルと広く、浜風の強い甲子園で本塁打を放つのは至難の業。今後は本塁打狙いの“一発野球”より、横浜のような“つなぎの野球”を目指す。だがこの選択が正しいかどうか、結論は来年にならないとわからない。 <写真=9回裏(阪神)1死満塁で、一発が出れば逆転のチャンスに新庄はあえなく遊飛に倒れた。大魔神佐々木の力は偉大だった>
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