98年タイガース戦跡 第78戦(7月26日)よっさん誕生日に50敗
【勝】三浦 【敗】中込
一方で、あまりに惨めな展開に背を向けず、今シーズン50敗目を見届けたファンも、ペットボトルをベンチに向かって投げつけるのが、精一杯の“怒り”の表現だった。 ワンサイドのゲーム後の吉田監督は「ずい分、ベンチに物を投げられましたが、仕方がないです。これに耐えて建て直していかないといけない」と、自分から切り出した。 吉田サイ配が“明暗”を分けたのは、1点差に追い上げた6回2死一、三塁で、左の鈴木に対して、サウスポー弓長を投入した場面からだ。鈴木に四球を与えて、続くローズを迎えたところで、弓長続投で勝負に出た。だが、これが大裏目。初球を中越えの2点打されて、追撃ムードは途絶えた。 ブルペンには右の伊藤が控えていた。ローズとの相性を考えたのか、という問いに、吉田監督は「(弓長を)続投させたということにしときます」とだけ答えて、言葉を濁した。 7月に50敗目に到達したのは、過去5回あった。最近の2回は、監督交代の哀れなシーンが待ち受けていた。78試合目での大台はワースト3の低落ぶりだ。 疑問の継投も、他に理由があったにせよ、結果が全てのプロの世界では、責めを負うのは当然の成り行きである。このまま行き着く先は地獄かやみか…。 この日は、吉田監督65回目のバースデーだった。 <写真=連敗脱出へ必死のサイ配を見せた吉田監督だったが…> (28勝50敗) [98タイガース戦跡目次] [阪神情報] ![]() |