Tigers

98年タイガース戦跡



第78戦(7月26日)よっさん誕生日に50敗

甲子園
横 浜 16
阪 神
  【勝】三浦 【敗】中込 
  【本】吉田浩1号(ソロ=三浦)駒田7号(2ラン=舩木)

吉田  無残だ。もう家に帰ろうよ。せっかくの楽しい夏休みの日曜日なのに、甲子園になんて来るんじゃなかった。95年以来、3年ぶりの7連敗。大差のついたスタンドには、次々と家路に着く行列が出来た。

 一方で、あまりに惨めな展開に背を向けず、今シーズン50敗目を見届けたファンも、ペットボトルをベンチに向かって投げつけるのが、精一杯の“怒り”の表現だった。

 ワンサイドのゲーム後の吉田監督は「ずい分、ベンチに物を投げられましたが、仕方がないです。これに耐えて建て直していかないといけない」と、自分から切り出した。

 吉田サイ配が“明暗”を分けたのは、1点差に追い上げた6回2死一、三塁で、左の鈴木に対して、サウスポー弓長を投入した場面からだ。鈴木に四球を与えて、続くローズを迎えたところで、弓長続投で勝負に出た。だが、これが大裏目。初球を中越えの2点打されて、追撃ムードは途絶えた。

 ブルペンには右の伊藤が控えていた。ローズとの相性を考えたのか、という問いに、吉田監督は「(弓長を)続投させたということにしときます」とだけ答えて、言葉を濁した。

 7月に50敗目に到達したのは、過去5回あった。最近の2回は、監督交代の哀れなシーンが待ち受けていた。78試合目での大台はワースト3の低落ぶりだ。

 疑問の継投も、他に理由があったにせよ、結果が全てのプロの世界では、責めを負うのは当然の成り行きである。このまま行き着く先は地獄かやみか…。

 この日は、吉田監督65回目のバースデーだった。

<写真=連敗脱出へ必死のサイ配を見せた吉田監督だったが…>

(28勝50敗)


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