98年タイガース戦跡 第77戦(7月25日)新庄100号も空砲
【勝】野村 【敗】藪
「うまく上からたたけました。追い込まれていたので、来た球はすべて行ってやろうと思っていたのがよかった。これからも1本1本、積み重ねていけるよう頑張ります」 通算100号まで、あと3本で迎えた今季。まさか記念弾を打つのに、ここまでかかるとはだれも思っていなかった。営業サイドでは開幕前から「100号記念テレカ」を作製し、開幕日に達成してもOKの状態でスタンバイしていた。それが大スランプに陥り、もがき苦しんだ。前半戦終了間際の7月14日(対ヤクルト・神宮)、首脳陣もさすがに重い腰を上げた。新庄がイヤがる早朝特打を強制した。これが功を奏したのか、その後の6試合で3発目。後半戦開幕も連日の早出特打で迎えた。 28勝48敗、借金20で迎えた後半戦スタート。新庄の一発だけが虎ファンの救いだった。だがファンも新庄も心から喜べない。桧山と並び「チームの将来を担ってもらう」と吉田監督が期待した新庄。開幕から77試合目で、ホームランはたったの3本目。しかも、阪神はこのアーチによる1点だけ。記念の一発が、阪神の不振を象徴する皮肉な結果になった。 (28勝49敗) [98タイガース戦跡目次] [阪神情報] ![]() |