98年タイガース戦跡 第76戦(7月20日)それでも虎党よっさん支持
【勝】前田 【敗】吉田豊 【S】宣
だが吉田監督(写真)は左腕吉田豊を告げた。「関川に引っ掛かってくれた」。中日ベンチはほくそ笑む。 8回の頭からリベラ投入を恐れた星野監督は、7回2死からセンターに山口に代えて左の関川を入れていた。8回の先頭打者になる、と計算して…。 阪神ベンチは、星野監督の書いた絵に乗った。結果は、吉田豊が内野安打と四球を与え、無死一、二塁。慌ててリベラをマウンドに送ったが、重盗を許し、山崎の適時打と井上の犠飛で2―3と逆転された。ベンチワークの差で、5連敗を喫した。
だが本紙の緊急アンケートは意外な結果を示した。「次の監督」として、100人中24人が吉田監督続投を支持したのだ。2位掛布雅之氏(評論家)を2票上回るトップ人気だった。 ここまでヒドイ結果でも吉田支持…。これをよっさん人気で片づけるのは簡単だ。だがファンは見切っている。監督のクビをすげ替えても、チームは変わらない、と。吉田監督の続投を望む心の裏側には「いまのままでは誰がやっても同じ結果」というイラ立ちもある。前半戦不振の責任は「フロント(28人)」「選手(43人)」にあるという声が圧倒的。外国人補強に失敗して、大トレードの失敗を追及する声がフロントを責めた。 「ふがいない。少なくとも5割を目標にやって来たが…」。吉田監督は、最後まで謝罪した。そして「(任期を)まっとうすることが責任です」と言い切り、途中休養はキッパリ否定した。7月は3勝13敗。甲子園で0勝。ファンの声はふがいなさを詫びる吉田監督を後押ししているが、吉田阪神は、重い課題を抱えて後半戦に突入する。 (28勝48敗) [98タイガース戦跡目次] [阪神情報] ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||