Tigers

98年タイガース戦跡



第70戦(7月11日)桧山3戦連発も空砲

東京ドーム
阪 神
巨 人
  【勝】ガルベス 【S】槙原 【敗】舩木
  【本】松井18号(ソロ=舩木)桧山11号(2ラン=ガルベス)

吉田  桧山のバットが空を切った瞬間、最後の望みも断ち切られた。一発出れば逆転のチャンス。最終回、2点差に追い上げ、先発ガルベスを引きずり降ろし、なおも2死一、二塁。あきらめずにスタンドに残った虎党も、この日一番の盛り上がりをみせた。だが、現在もっとも期待できる桧山が槙原の前に三振。追い上げた分、むなしさが残った。

 「最後は力負けしました。自分で決めたいという気持ちはありましたけど」

 せっかくの3試合連続アーチも、喜べなかった。6回、ガルベスの内角高めチェンジアップを右翼席に運んだ。3戦連発となる11号2ラン。「つまり気味だったんですけど、思い切り振り切ったのがよかったんだと思います」。
 3試合連続本塁打は95年5月以来、3年ぶり2度目。しかし3試合とも勝利に結び付かず、「3試合連続? まったく気にしてませんでした。関係ありません」。

 だが問題はほかの打者陣だろう。最後に追い上げはみせたものの8安打。またもヒト桁安打に終わり、これで12試合連続フタ桁安打なし。「最後に追い上げたのを、明日につなげていきたい」。吉田監督はかすかな光明を見いだそうとしたが、出口はみえない。

<写真=最終回に粘りを見せても負けは負け…。球場を後にする吉田監督の足どりは、鉛のように重かった>

(27勝43敗)


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