Tigers

98年タイガース戦跡



第65戦(7月5日)はや前半戦負け越し決定

広島
阪 神
広 島
 【勝】佐々岡 【敗】竹内
 【本】江藤17号(3ラン=竹内)、町田2号(2ラン=伊藤)、桧山8号(ソロ=佐々岡)、平塚2号(ソロ=佐々岡)

吉田監督  いい所なく完敗した吉田監督に、怒りのメガホンが直撃しそうになった。広島球場三塁フェンス沿い。バスへ向かう途中、一瞬両拳を握り、スタンドをキッと睨み返した。

 「次は頑張って!」。「まだ優勝行けるで!」。温かい声援も飛んだ。しかし、ついに借金はは今季最多の「13」にまでなった。

 球宴前に12試合も残しながら、前半戦の負け越しが決まった。これは6年連続の不名誉記録。唯一、亀新フィーバーに沸いた92年だけが勝ち越しだった。それ以外の過去10年はオールBクラス。「借金13? 現実的に仕方ないですやん。勝負の世界の厳しいところです。我々も精一杯やってますから…」。吉田監督もそういうのがやっと。それほど何の見せ場もない完敗劇だった。

 先発竹内が初回、ヒットと四球の一人相撲でピンチを作り、4番江藤に3ラン。2回にも江藤に痛打されて4失点KO…。「きょうは立ち上がりがすべて」と指揮官が嘆く通り、これで勝負があった。

 守備重視の打線に変更して以降ここ10試合の得点が2、0、0、3、3、2、2、1、4、3点の平均2得点の貧打線。しかも「全然頭になかった」(福本打撃コーチ)広島先発・佐々岡に対する反撃力は残っていなかった。

 「きのう負けてきょうが大事な勝負だったんですが…。でもこれを断ち切ってあさってから横浜、巨人に挑戦して行きますわ」。日に日に声の張りもなくなって来た指揮官。夢と希望がしぼんで行く。

<写真=「なんで八木を使わんのヤ!」とファンからメガホンを投げられた吉田監督は、スタンドへ向かって驚いた表情を見せた>

(26勝39敗)


[第64戦へ]  [第66戦へ]
[98タイガース戦跡目次] [阪神情報]

Home