Tigers

98年タイガース戦跡



第48戦(6月11日)甲子園お手上げ11連敗

甲子園
巨  人 14
阪  神
 【勝】桑田 【敗】中込 
 【本】ダンカン8号(3ラン=中込)村田真2号(ソロ=中込)
おてあげ  あまりのふがいなさに、また虎ファンが暴れ出した。ゲームセットの瞬間、一塁アルプスのフェンスをよじ登ろうとした男性は、引きずり降ろされ“未遂”に終わった。地元甲子園で屈辱の11連敗。伝統の一戦で、ワースト記録を更新した。

中込  「立って(会見を)やりましょか。大して言うこともないし…。今日も勝負にならんかったな。ファンに物投げられても、しようがないですワ。こんなんじゃ、(お客の)入りも少なくなりまっせ」。試合後の記者会見。座ってタバコを吸うのが恒例の吉田監督も、腰を落ち着かす心境ではなかった。今季最悪の16安打14失点。一方、打線は10安打しながら1点だけ。まさに一方的にパンチを浴び続けての完敗に、いい返す言葉も見つからない。

 5回7失点でマウンドを降りた先発中込も、珍しく謝るだけだった。「すみません。何も話すことないです」。0―1とリードされた4回、ダンカンに3ラン、さらに村田真と連続被弾。5回にもさらに、2失点。「中継ぎが苦しいですから、先発には頑張って、せめて5回ぐらいは投げてもらわないと…。過保護になりまっせ。あの(5回の)2点は余計でした」。エース藪がリタイアするなど台所事情の苦しいからこそ、吉田監督はあえて続投を命じた。それが裏目に出ては、打つ手もない。

 借金は今季最多タイの8に逆戻り。ヤクルトが負けて最下位転落こそ免れたが、もはやテールエンドはすぐそこだ。連敗地獄が続く甲子園。トンネルの脱出口が、どこにも見当たらない。

<写真=(上)7回裏、打者矢野の打球に吉原捕手がヘッドスライディング。この迫力と大敗に今岡ら阪神ナインはお手上げ?(下)村田真に打たれガックリする中込>

(20勝28敗)


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