Tigers

98年タイガース戦跡



第40戦(5月27日)ああ…甲子園で7連敗

27日・甲子園
中 日
阪 神
  【勝】川上  【敗】中込 

新庄  期待した分、ファンのショックは大きかった。倉敷での川尻ノーヒットノーランから、一夜明けたマンモスがい旋試合。一体きょうはどんな勝ち方をしてくれるのだろう…。だが一夜の夢は、はかなかった。前夜で精も根も尽き果てた? 虎打線は川上、落合、宣のリレーに散発4安打と沈黙。とうとう一度も本塁を踏めず、なんと5月7日の中日戦以来、甲子園で7連敗。4月に続いて5月の負け越しも決まり、スタンドにはタメ息と怒声が飛び交った。

 「えっ、甲子園で7連敗もしてたん? きのうの勢いを持ち込みたかったんですが…。やっぱり攻撃の3、4番ですなあ」。吉田監督が顔をこわばらせたのはハンセン、パウエルの音なしだった。初回1死二塁の先制機ではハンセン三振、パウエルは左飛で無得点。5回2死一、二塁ではパウエルが川上のフォークに空振り三振…。結局両者この日もヒットなく、22日のアベック猛打賞以来、そろって3試合連続ノーヒットの惨状だ。

 「3、4番がボールを振って四球も選べない。前後のつながりもないから、雑な印象になるわな」。今季5度目の完封負けに一枝ヘッドも苦笑いしか出ない。前夜は左腕野口らの前に5安打ながら、川尻の快挙で隠れた貧打線。大豊、坪井を外すその“左投手用打線”を「ええ時は続けたい」(福本打撃コーチ)とあえて右の川上にぶつけたが、“ゲン”も生きなかった。

 92年6月、湯舟が成し遂げた無安打無得点の次の試合も、先発が崩れてヤクルトに2―8と完敗した。果たして油断か気疲れか…。だが、またも最多タイの6に膨れ上がった借金はまぎれもない事実だ。「だらだら行かないよう、気を引き締めていかないと」。指揮官は自らに言い聞かせるよう、強い口調でいった。

<写真=最後の打者となった新庄は、喜ぶ中日ナインをしり目に寂しく引き揚げる>

 ▼甲子園での7連敗 川尻のノーヒットノーラン(倉敷)で沸いて一夜明けた阪神は本拠地甲子園球場では7連敗を喫した。甲子園での7連敗は、96年5月11日●1―4巨人、12日●0―4巨人、17日●3―4広島、18日●0―2広島、19日●0―7広島、24日、●0―6ヤクルト、25日●5―7ヤクルト、26日●1―4ヤクルトと8連敗して以来の屈辱。

(17勝23敗)


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