阪神62勝プレイバック’97


6連打、ウル虎大逆転
(6月14日)

shinjo
【勝】弓長
中 日
阪 神

 まさにミラクル猛虎。中日の不敗男・山本昌をノックアウトしての5割返り咲き。それも6回裏、6連打の猛攻で1イニング今季最多の7点ですわ。応援団のボイコットを受けていた新庄も、20打席ぶりのヒット(2点三塁打)で喜びの輪に加わった。再び「新庄コール」がこだまする甲子園。7回の守備へ向かうとき新庄は、深々とライトスタンドに向かって一礼した。「ファンのみなさんのおかげです…。自分が打って、これからも応援してもらえるよう頑張ります」。応援団、そして新庄が“和解”した瞬間だった。

<写真=新庄20打席ぶりヒット>


(28勝28敗=3位)



桧山歓撃サヨナラ打
(6月15日)

hiyama
【勝】葛西
中 日
阪 神 1X

 やっぱり「虎の4番」はアンタやで。9回裏、プロ入り初のサヨナラ打をかっ飛ばした阪神の4番・桧山進次郎外野手。球界最低年俸の4番打者なんて関係ない。コールズも和田も、そして吉田監督も大絶賛のエエ仕事です。連続試合ヒットも「14」に伸ばした頼れる主砲の活躍で、連日の逆転勝利。これで猛虎は再び貯金1。吉田監督も言うてまっせ。「小金はいらん」と。さあ、貯金をガッチリためまひょな。

<写真=ナインから手荒い祝福を受ける桧山>


(29勝28敗=3位)


吉田監督通算400勝達成
(6月18日)

yoshida
【勝】藪【S】葛西【本】桧山11、関川3
広 島
阪 神

 前夜延長戦負けの上、この日も初回に2点を先制され、イヤなムードが漂った矢先。1死一、二塁。桧山が広島紀藤のスライダーを完璧に捕らえ、右翼席へブチ込んだ。猛虎の主砲が放った値千金の逆転3ランだ。4番が打てば、もう怖いものはない。関川が2回に 3号ソロ。4回にはまたまた関川のタイムリーを手始めに藪、和田、久慈がつなぐ4者連続適時打で一挙4点。監督400勝は指揮官が最も喜ぶ一丸野球の結晶だった。

<写真=よっしゃ!、よっしゃ! と気合い十分の吉田監督>


(30勝29敗=3位)


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