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キンケード上陸!2・8紅白戦に出場志願 いつでも、どこでもキンケード! 阪神の新外国人、マイク・キンケード外野手(30)が29日、関西空港着のUA機で来日した。同空港内で会見したキンケードは「グラブは8個持ってきている。どこでも守る準備をしているし、試合があれば毎日でも出たい」とキッパリ。ポジション不問、2月8日の紅白戦への出場も志願し意欲満々。『連覇の使者』はハングリー男だ。 V2もつかむ!グラブ8個持ってきた日本向きのシュアな打撃に、複数球団が獲得にしのぎを削ったキンケード。争奪戦の末、トラの一員になった男はハートも“日本向き”だった。グレーのトレーナーにジーンズというラフな姿で降り立った真冬の関西空港。それでも額にジワリ…と汗を滲ませるほどの興奮がキンケードの体中を駆け巡っていた。 「メッツ時代(2000年の開幕戦)に来日して以来、日本でプレーしてみたいと思ってたんだ。特に阪神のことはリガンから歴史のあるいいチームだと聞いていた。毎日、試合に出て、チームの勝利に貢献したいと思っているよ」。 ほとばしる意欲はトランクの中に詰まっている。登録は外野手だが、米国では一、三塁、捕手も守ってきたユーティリティ・プレーヤー。日本でも岡田監督の要請があれば、どこでも守るつもりだ。「グラブ? 8個持ってきているよ。セカンドとショート用以外はね」。外野用に内野は一、三塁用、加えてキャッチャーミット…。それぞれのスペアを合わせて『8個』という前代未聞の持参グラブが新助っ人の意気込みを物語っている。 差し当たっての競争が予想される右翼のライバル桧山、浜中についても表情を変えず言い切った。「いい選手がいると、名前は聞いているよ。監督がいいと思った選手を使えばいいし、競争はチームにとっていいことだからね」。“助っ人”意識はなし。自らの実力で定位置を奪い取る覚悟だ。 戦闘準備も整えてきた。昨シーズン終了後、休養したのはわずか2週間。その後は自宅近くの母校ワシントン州立大でランニング、キャッチボールを続けてきた。「いいコンディションだし、いつでもシーズンを始めたい気持ち。監督がオーダー表に名前を書いてくれるなら、最初の実戦から出たいと思っているよ」。もちろん首脳陣が状態を見極めてからにはなるが、2・8の紅白戦出場まで志願したほどだ。 岡田阪神のために、“いつでも、どこでも”全力プレーを約束。ハングリーぶりを猛アピールした『連覇の使者』は30日、さっそくキャンプ地・沖縄入りする。【吉富康雄】
[2004/01/30 紙面から]
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