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浜中2・19最短1軍合流だ!キャンプ2軍スタート

 南国打ち込みで最短復帰につなげる。今季の完全復活を目指す阪神浜中おさむ外野手(25)が故障回復組とともに20日、キャンプ地の沖縄・宜野座に乗り込む。温暖地でのリハビリが目的だが浜中は「打撃は最終段階」と言い切り、打ち込みに励む考え。キャンプインこそ高知・安芸の2軍スタートで迎えるが、2月19日の1、2軍入れ替えでの昇格を視野に入れ、手負いの主砲候補が牙を研ぐ。

指揮官に「焦るな」と言われても止まらない

 照りつける太陽が完全復活の伴走者だ。20日、浜中が1年ぶりに沖縄・宜野座に乗り込む。荷物をまとめに訪れた西宮市鳴尾浜の球団施設で、再生プログラムの加速を誓った。

 「沖縄は暖かいので(キャンプ地の)安芸に戻る前にバッティングを完成させます。もう最終段階。(打撃)投手の方もいるので、フリー打撃をどんどんやって振り込みます」。

 待望の1軍合流に最短距離を進む。そのために、堅苦しい縛り(しばり)を解いた。プロ入りから岡田、田淵と歴代の師匠に叩き込まれてきたチーム屈指の長距離打法を、南国の地で全開させる。

 手術した右肩への負担はほとんど実感がない。暖かくて施設も充実、打撃投手などスタッフのサポートを受け、思う存分にバットが振れる。だから振る。宜野座球場の左翼後方で補強、延長された防球ネットを白球で揺らし、最後には乗り越える構えだ。

 目一杯打ち込んでおく背景はこうだ。前日18日のコーチ会議で、2月1日のキャンプインを高知・安芸で迎えることが正式に決まった。昨年12月から同地でリハビリを積んできた浜中にしてみれば「沖縄からまた寒いところに戻る…」という感覚を拭えない。

 懸案のスローイングは50メートルの距離までで止め、バックホームは封印。今後は三塁から一塁への送球でステップを加えるなどバリエーションを増やして練習する計画を立てる。守備の不安を抱えるだけに、1月のうちに打撃はパーフェクトに仕上げる。新背番号「31」を着けてのキャンプを前に、1段階昇っておく必要があるのだ。

 ゴールはあくまで1軍戦力への合流だ。最初のメドは、2次キャンプが始まる2月19日に訪れる。1軍本隊が安芸に移り、2軍は高知市にシフト。そのタイミングで、昇格のGOサインをはっきりと聞く。

 「それは、目安の中では早過ぎるくらいのところにあるけど…。焦らずじっくりとやって行こうとは思っています」。

 努めて慎重な言い回しの中にも、2・19=最短ルートは設定してある。「焦るな!」の助言は言わずもがな。激化したレギュラー争いに割って入り、開幕1軍の奇跡を達するまで、浜中は立ち止まらない。【町田達彦】

[2004/01/20 紙面から]


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