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赤星10年後も盗塁王 阪神赤星憲広外野手(27)が最年長盗塁王を宣言した。「誰も盗塁王を獲ろうと思わないくらいにしたい。争えなくなったら、僕にとって(プレーが)無理なとき」と限界まで挑戦するつもりだ。そのため、陸上100 メートル 元日本記録保持者の朝原宣治ら一流選手から走塁の技術を学ぶ考えを明かした。この日、金沢健人投手(25)、中村泰広投手(25)、中谷仁捕手(24)と三重・大王町内で自主トレを行った。 アシがかりに日の丸スプリンター朝原から“走りのエキス”を吸収だ足のスペシャリストが壮大なプランをぶちあげた。「引退まで誰も盗塁王を獲ろうと思わないくらいにしたい。何歳までできるかだけど、争えなくなったら、僕にとって(プレーが)無理なときですね」。 3年連続盗塁王を獲得したくらいでは満足しない。現役引退の瞬間まで最年長盗塁王の獲得を目指すつもりだ。福本豊(元阪急)が82年、35歳で盗塁王。米大リーグではリッキー・ヘンダーソン(元アスレチックス)が98年、39歳で盗塁王。日米の盗塁王最年長記録が乗り越えるべき壁だ。 年齢とともに少しずつ衰える脚力を維持する方法はないものか…。赤星は陸上のトップスプリンターにヒントを求めた。 「いろんな人に聞いて、意見の違うところがいっぱいある。でも同じところも絶対あるはず。僕にとってはプラスになる」。 達人の「共通点」から、“走りのエキス”を吸収しようという。例えば100メートル元日本記録保持者の朝原宣治がいる。21歳で日本新記録を樹立。31歳で03年に世界陸上に出場するなど長年、短距離界に君臨。遅咲きと言われた伊東浩司は98年、28歳で10秒00の新記録を達成した。スピードに耐えうる筋力を保つために、機会があれば一流に教えを請い、機会を見つけ本格的に学ぶつもりだ。 現在、27歳。ひた迫る三十路の処世術は金本から学んでいる。「32、33歳が1番動けるんや」と助言された。金本は32歳だった00年に30盗塁を達成。「やろうと思えばやれるんです。走れなくなったら終わりですから」。年齢を限界点ととらえていない。 三重・大王町で行っている自主トレでは1日1時間、約10キロランニングなどで4年連続盗塁王への土台を作る。そこからさらに最年長盗塁王へ―。野望は限りなく大きい。【酒井俊作】 [2004/01/14 紙面から]
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