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前川、最低10勝!95キロ太鼓腹にジャンボ太鼓判 ジャンボが前川の太鼓腹に、太鼓判を押した。近鉄から阪神にトレード移籍した前川勝彦投手(25)が12日、千葉県船橋市内でプロゴルファーの尾崎将司(56=フリー)一門の合同自主トレに参加した。近鉄時代から体重増が懸念されてきた前川に対し、ジャンボは「これだけ動ければ、やせなくていい」とアドバイス。師匠のお墨付きを得た左腕は「目標は最低でも2ケタ勝利」と意気盛ん。近鉄で12勝した01年当時のビッグマウスも復活した。 新天地へ賭ける思い「新人のつもりでやる」表情は晴れ渡っていた。前川の豊かな表情がそれを物語っていた。筋力トレーニングで顔をゆがめ、ゴルフトレーニングでの会心のショットに笑顔…。新天地でプロ野球人生を賭ける左腕は不退転の決意だ。 「最低2ケタを目標にやっていけるようにね。もう1度、優勝したいという気持ちがあるし、チームにいかに貢献できるか」。 01年に近鉄優勝の原動力となる12勝。だが、02年を境に暗転した。ここ2年間、ともに4勝止まり。腰痛に苦しんだ昨年はわずか16試合の登板。7月21日。ウエスタン対阪神戦に先発し、自責点15の不名誉なリーグ新記録も作ってしまった。「あの時はキレていたから」と多くを語らない。 だが、心配はご無用! 百戦錬磨のジャンボが左腕の活躍に太鼓判を押した。前川の場合、どうしても現在95キロの身体が問題になる。だが、ジャンボは「見かけより非常に体に力があるね。投球のリリースもいいし。注目したい1番の選手だな」と話し、実際に前川に「それだけ動けるなら、やせなくていい」とアドバイスした。 初めて軍団の自主トレに参加した新弟子の“見かけ”より機敏な動きに目を細めた。「やせると失敗したこともあった。動けるうちはこのままで行こうと思う」。前川自身も95キロの体重に手ごたえを感じていた。 阪神入団決定後。同級生のヤクルト岩村に連絡した。「頑張ろうな」。ライバルとして戦えることを互いに喜んだ。晴れやかな気持ちだ。「新人の気持ちでやるだけですね。例年以上に(練習を)やってるし、オフからこんなに足が張ったことはない」。 甲子園のマウンドで“暴れん坊”が白星を積み重ねたとき、虎の歩みがさらに力強くなる。【酒井俊作】 [2004/01/13 紙面から]
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