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野球選手は目が命、ドラ5小宮山がゲーム封印

 ドラフト5巡目で入団した阪神小宮山慎二捕手(18=横浜隼人)がゲーム封印でプロの世界に飛び込んだ。10日に西宮市鳴尾浜の虎風荘に入寮。大好きだったテレビゲームやパソコンを実家に置いて、娯楽道具との決別を宣言。体力作りに励む決意を固めた。筒井和也投手(22=愛知学院大)、桟原将司投手(21=新日鉄広畑)も入寮した。

父親が忠告、寮にゲーム機持ち込まず

 初々しい決別宣言だった。小宮山は虎風荘への引っ越しを完了させた。関西での寮生活がいよいよ始まるが、子どもの頃から慣れ親しんだアイテムを実家(神奈川・厚木市)に置いてきた。

 「部屋にはテレビぐらいしかないですよ。ゲームもパソコンも、もうしません」。

 今やテレビゲームは大人でも楽しむ。エース井川でさえも、画面の前に座り、息を抜く。小宮山も兄大祐さん(21)とワイワイと熱中してきた。そんな娯楽道具を封印したのは、訳がある。

 (1)父の忠告 引っ越しの準備をしているときに、父和行さん(44)の言葉が耳に残った。「目が悪くなるぞ。プロ選手になるんだし、止めたほうがいい」。野球選手は体を動かして、ナンボ。ゲームに夢中になって、視力を低下させることはナンセンスだ。

 (2)練習の虫 小宮山は同期入団の鳥谷の野球に打ち込む姿に感銘を受けた。「ヒマな時間があったら、練習をすればいいんです」。ただ1人の高卒ルーキーは1日も早く1軍昇格を夢見る。そのためにゲーム封印で、プロの世界に飛び込んだ。【田口真一郎】

[2004/01/11 紙面から]


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