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情熱の指揮プラン“オカダの考え”データより実戦 「オカダの考え」で勝負だ! 阪神岡田彰布監督(46)は9日、年明けから初めて西宮市鳴尾浜の球団施設を訪れ、監督1年目シーズンの方針を示した。データより実戦での感性を重視し、2軍選手を積極的に登用するなど、どこか野村克也元監督(68=シダックスGM兼監督)時代と相反するものばかり。今も何かと古巣を口撃≠キる「ノムラの考え」と別路線でチーム強化を図る。 「ノムラの考え」とは別路線1歩でも近く現場に、1日でも早くユニホームを。年明けした岡田監督は、オフの終わりを待ちきれない。そんな思いがこの日の行動に現れた。午前中から鳴尾浜の球団施設を訪れ“年始のあいさつ”。グラウンドの匂いにくすぐられたように、監督初年度の指揮プランも本気度を増した。 「キャンプ、オープン戦は失敗できる期間だから、実戦をやってじょじょに話していきたい。野村監督のときには全員ミーティングをしたけど、最初は(投手、野手)分かれての方がええかな。データに偏るのもよくないんよ」。 この日示したのは4本柱。(1)全体ミーティングより部門別を多用(2)データは頭の中に入れておく程度で感性を重視(3)2軍視察はひんぱんに(4)2軍からの昇格選手は積極的に起用―と構想を具体的に明かした。 「鳴尾浜には、来ようと思えばいつでも来れる。(1軍)監督が来ると選手も刺激になるんよね。それと1軍に上がるヤツは旬なうちに使わないとな。ベンチに居ただけで戻ってきたんでは意味ないから」。 口にする理想像は無意識のうちか、あの元監督の手法を避けて通る。99年からの3シーズンで1、2軍の将として接した野村元監督だ。阪神時代に「ノムラの考え」を示し、ミーティングでデータの重要性を叩き込んだ。反面、岡田2軍監督とのコミニュケーションは十分と言えず、推薦で昇格したファーム選手の大活躍はあまりなかった。 昨年ドラフト6巡目庄田隆弘外野手(25=シダックス)の指名、獲得を機会に露出の増えた野村元監督は「岡田監督は色が見えない」、「今岡が選手会長なら阪神はダメ」などと辛口に古巣への“愛”を振りまいている。言いたい放題のノムさんに、岡田監督がやんわり反撃? 「オカダの考え」は、結果を出すことだけを目指す。【町田達彦】 [2004/01/10 紙面から]
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