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選手会長・今岡じゃダメだ…ノムさん“毒演会” 今岡じゃ阪神はアカン? シダックス野村克也GM兼監督(68)が7日、強烈な毒舌を繰り広げた。この日、東京・調布市の練習グラウンドで阪神担当記者に囲まれ約2時間の大演説。かつて対立関係にあった今岡誠内野手(29)が選手会長に就任したと知ると「それじゃ、阪神はダメだな」と切り捨てた。球団の体質にも手厳しい言葉を投げかけるなど辞任から丸2年経っても阪神への愛は深い!? これもタイガース愛!?2時間のボヤキ節思わぬ毒演会だった。東京・調布市のシダックス練習グラウンド。自主トレを始めた庄田の取材に阪神担当記者が集まった。当然、シダックスで指導した野村監督の評価も聞きたい…。ノムさんにとっては懐かしのトラ番記者との懇談。その中で選手会長が桧山から今岡にバトンタッチしたことを知ると苦笑交じりに話し始めたのだ。 「それじゃ、ダメだな、阪神は。自覚を持たせて、率先してチームを引っ張っていけという願望をこめたのかな。人間変われば変わるものだ」。 昨年、首位打者を獲得した2億円プレーヤーを一刀両断だ。星野監督のもと、今岡は屈指のバットマンに変ぼうしたが野村監督の記憶は過去のままだった。 99年から3年間、監督と選手の立場にあったが、時を追うごとに溝は深まった。野村監督は今岡のプレースタイルに覇気を全く感じなかった。監督室に過去3度、呼んで話し合いの場を持ったが反応がなかったという。 「呼べば呼ぶほど、やる気をなくしたよ。聞いてもしゃべらない。これはアカンな、ファームに落とすしかない、となった」。 今岡は春季キャンプを2軍スタートするなど冷遇され、バッティングも精彩を欠いた。復活を果たしたのが辞任後という事実が冷えた関係を物語っていた。その上で野村監督は不敵に言い放った。 「あまり選手を育てていないが、今岡はオレが育てた。『野村を見返しやろう』という反骨心がアイツを育てた」。 さらに話の流れから、球団の体質にも言及。指揮をとったヤクルトには練習熱心な選手が大勢いたことを挙げ、毒舌をぶちまけた。 「周りも悪い。『お前は監督に嫌われている』といか言うから。あの辺が阪神の甘えの体質。まるで子どもだよな。昔からそうだった。(現役時代に)オープン戦をよくやったが、テレテレやっていたよ。やる気がないのか…」。 チームは18年ぶりのリーグ制覇を飾り、今岡も大きく成長した。その盛り上がりに冷や水を浴びせるような、ノムさんの超辛口メッセージ。リーグ連覇、日本一への道はまだまだ険しいぞ―、そんな愛情の裏返しか。ユニホームが変わっても毒舌は健在だった。【田口真一郎】 [2004/01/08 紙面から]
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