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岡田監督、代打の魅力は「1発」

 出て来い代打のアーチスト! 阪神岡田彰布監督(46)が6日、代打起用の最優先条件として「ホームランを打てること」を挙げた。「レギュラー争いに負けたヤツが代打になる。でも代打はホームラン打てなアカン。投手が1番怖いのは振って来る打者やからな。ヒットしか打てん代打はまあ1人でエエわ」。現役時代同様、何とも豪快な岡田監督らしい発想。対象となる1軍ボーダーラインの選手を、キャンプ、オープン戦での「1発」をキーワードに品定めする方針だ。

 指揮官の真意は、その代打起用法にある。「同点の8、9回なら、残ってる1番ええヤツから代打や。その時八木が1番調子いいなら文句なく八木よ。ランナーためて八木じゃない。こっちから仕掛ける。出し惜しみはせんよ」。岡田理論では相手が八木の1発を警戒する余り、四球を出す可能性も十分ある。そこが狙い目。本塁打を打てる打者はチャンスメーカーにもなれるという訳だ。

 岡田発言を受け、候補となる選手たちも敏感に反応した。鳴尾浜球場で自主トレを行った喜田は「僕にあてはまりますね。スーパーサブ的な所からチャンスをつかみたいんで」と闘志。平下も「今年の目標は140試合1軍にいることだし、パワーつけるよう頑張ります」と目を輝かせた。

 レギュラーから外れた1発のない打者は代走、守備要員に甘んじるか、2軍降格しかない。定位置争いに次ぎ、代打の1軍枠争いもサバイバル。岡田監督は貪欲にハッパをかける。【松井清員】

[2004/01/07 紙面から]


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