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井川フル回転宣言、中5日で20勝だ 阪神井川慶投手(24)が4日、連続20勝のかかる今季に向けて中5日の“エース”ローテーション固定を要望した。すでに岡田彰布監督(46)が「井川は相手に関わらずどんどんつぎ込む」と示す期待に、左腕エースは最も調整のしやすい中5日の登板間隔を希望。出身地に近い茨城県下館市内のホテルで開かれた阪神後援会「下館勝虎会」の新年会に出席したエース左腕が、2004年もフル回転する。 故郷茨城で後援会の新年会に出席週に一度じゃ肩が鈍る。井川がシーズンを通じ、中5日の先発で投げ続けることを望んだ。20勝で優勝に貢献し、投手タイトルを総なめした左腕は、揺るぎないエースの自覚とともに新年を迎えた。 「ピッチャーとしては(登板)間隔が一定であれば調整しやすい。一定ならいつでもいいですが、中6日とか開くと結果は悪い。できれば中5日で回りたい? そうですね」。 星野前監督が築いた2003年ローテーションは、井川のほかに伊良部、下柳、ムーア、藪が連なった。そこに太陽、久保田ら若手が割り込み、常時6人の先発陣を揃えていた。井川はエースながら順番待ちを強いられ、中6日以上の間隔が開くこともあった。 FA勢はそろって残留した。今季も先発の席は群雄割拠の見込みだが、新任の岡田監督は「井川中心」を早くも打ち出している。就任以来「誰もが認めるエース」と地位を確約。相性や調子に関わらず、先発に送り込む構想を示している。 「ローテーションの中心だから最初から無理はさせないけど、間隔をあけた方が(昨季は)悪かったからな。相手がどうとかやなしに間隔を守る。『井川優先』になるよね」。 使う側と投げる側が同じ気構えだから、話は早い。井川だけは中5日できっちり登板。好き嫌いなしに、セ・リーグ5球団にぶつかる。 フルシーズンの活躍に準備は抜かりない。昨年12月に米国に渡り、トレーニングを開始。少し日焼けした顔で、肉体強化の実感を口にした。 「米国では集中してできた。きょう(4日)は休みですが、2日から動いている。トレーニングを高めて、1年トータルで勝てるようにしたい。タイトル? 目標として獲れればいいと思います」。 最多勝、最優秀防御率に沢村賞の防衛は言うまでもない。中5日でフル回転すれば、結果は後からついてくる。【町田達彦】 [2004/01/05 紙面から]
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