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岡田監督ノーモア86年″L田神社で悲願の日本一祈願 勝負の神様も岡田阪神を後押しや。阪神岡田彰布監督(45)が2日、西宮市の広田神社に初詣でし、悲願の日本一を祈願した。引いたおみくじも「吉」で「喜びごとあり」の吉兆。岡田監督は19年前の優勝翌年以降の低迷を引き合いに出し、ノーモア86、87年≠ノ自信を見せた。 おみくじは「18番・吉」おみくじを引いた岡田監督の顔が、思わずほころんだ。「18番・吉」。紙片には「悦(よろこ)びごとあり」と記されていた。2日午前10時、虎の新監督として出向いた勝負の神様、広田神社への初詣で。あふれる“吉兆”に気分をよくした指揮官は、景気よく新年のV宣言を出した。 「旅行もエエと書いとったわ。新年の区切りでそんな数字が出るのはもう『18年ぶり』は終わったということかな。常勝軍団への1年目。0から、いや優勝したから1からスタートの気持ちや。最終的には当然、優勝を狙って行くよ」。 神様のお告げだけではない。岡田監督には本物の手ごたえがあった。それは日本一翌年から3位、最下位と低迷した“ノーモア86、87年”の確信だ。 (1)底上げ 「あの時は次の年(86年)の開幕メンバーも同じやったからな。若いヤツ、準レギュラーの底上げもなかった。でも今回は違う」。真弓、掛布、バース、岡田全盛の時代。4月に掛布が死球で離脱しても代役がおらず、同時にチームは下降線をたどった。だが今回は、キンケード、鳥谷、モレル、筒井らの加入で投打とも壮絶なサバイバル。加えて喜田、桜井ら若虎の急成長で「春季キャンプの人選が大変」と、層の厚さは確実に増した。 (2)気の緩みなし 「あの時はポジション抜かれる心配もなかったし、俺も安心しとったからな」。日本一にあぐらをかいた慢心が、転落への序章だった。だが今回は誰もがサバイバルで、目の色を変えている。「(豪州V)旅行帰りでもすぐ鳴尾浜に来てるヤツとか、競争意識を持つのはいいこと。いい意味で自覚も出て来てる」。浮かれず、締まったチームの空気が何より頼もしく映っている。 セ・リーグで過去10年、連覇はない。裏を返せば、各チームが何らかの“落とし穴”にハマっている証明でもある。「チーム作りへどう準備、フォローしていくか。まあ、心するのは俺らよ」。指揮官は自らに言い聞かせるようにまとめた。4・2開幕まで3か月。岡田新時代の幕開けへ、視界は明るい。【松井清員】 [2004/01/03 紙面から]
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