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安藤が長嶋ジャパンのセットアッパー指名 ジャパンを五輪へ導くセットアッパー! 来年のアテネ五輪予選を兼ねる10、11月開催のアジア野球選手権(札幌ドーム)の日本代表メンバーが29日発表され、セ・リーグ王者となった阪神からは安藤優也投手(25)と赤星憲広外野手(27)が選出された。安藤は、星野阪神での活躍と同様に、長嶋ジャパンでもセットアッパーとしてのフル回転に期待がかかる。 “方程式”担う中継ぎ唯一の右腕阪神の18年ぶり優勝を支えた右腕が、今度は五輪キップをつかむ。安藤が五輪予選の日本代表に選出された。 「大変光栄です。何でボクが、と驚いています」 発表されたメンバーの中で、安藤に期待される位置付けは明白だ。中継ぎ左腕は中日岩瀬、ヤクルト石井の2人がいる。対して、中継ぎ右腕は安藤1人。抑えのロッテ小林雅につなぐセットアッパートリオの一角を形成する。とくに、右打者を完ぺき抑え込む。長嶋ジャパンの勝ちパターンをガッチリと固める。それが安藤に与えられる重要な任務となった。 期待にこたえる武器がある。右打者の外角に決める抜群のコントロールだ。150キロ近い剛球でベースの端をわずかにかすめる。右打者は手が出ない。追い込めば、測ったような同じ軌道からスライダーで外にずらす。打者のバットは空を切る。この投球パターンを確立して、安藤は虎のセットアッパーに君臨した。50試合に登板して防御率1・65。抜群の安定感は国際舞台でも不変のはずだ。 「韓国や台湾は強いですよね。あの時、メダルを逃がしたことで、自分にとっても物足りない気持ちが残っていた」 トヨタ自動車から阪神入団が決まった後の01年台湾W杯に出場した。しかし、3位決定戦でも敗れ、メダルを手にすることができなかった。アテネ五輪は心中に期す雪辱の舞台。その出場を決めるため、安藤自身もアジア選手権で活躍をアピールしたい。 「今は日本シリーズに集中したいので、頭はそっちでいっぱい。シリーズもあるんで(好調を)うまくもっていかないといけませんね」 リーグ優勝決定試合の“胴上げ投手”は日本一をにらむ。その目標を達成して、次は世界一に挑戦する。【井之川昇平】
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