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カツノリ戦力外、球団はブルペン捕手などポスト用意

 阪神カツノリ捕手(30)が来季の戦力構想から外れることが29日、分かった。星野阪神は18年ぶりのリーグ制覇に浮かれず、連覇に向けての編成を開始した。同捕手は父である野村前監督の2年目の00年にヤクルトから移籍。今季は野口の加入、若手浅井の育成などで1度も1軍に呼ばれなかった。昨年は20人以上の大リストラを敢行したが、今オフは1ケタ台の緩やかな改革となる。

連覇へ動き出した来季編成

 日本シリーズへの準備が進む中、星野阪神は来季の戦力整備を開始した。野村前監督を父にもつカツノリが、来季構想から外れることが明らかになった。

 カツノリは野村体制2年目(00年)にヤクルトから移籍。親子関係が何かと話題を呼んだが、明るい性格でチームに溶け込んだ。野村前監督が辞任した際もチームに残り、ムードメーカー的存在となっていた。しかしこの2年で出番は激減。01年には自己最多の52試合に出場したが、翌02年には11試合。今季は1度も1軍に昇格することはなかった。2軍でも代打出場が多かった。スーパーサブ野口が加入し、浅井、中谷らの若手育成の狭間に立ち、プロ8年目で戦力外の判断となった。

 ただ球団サイドは「キャッチングもうまいし、声もよく出る」とそのキャラクターに一目置いている。ブルペン捕手など裏方仕事を用意。球団に残ることを打診する方針だ。ただカツノリは現役続行に強い意欲を持っており、今後の進路は未定だ。

 昨オフのチーム大改革は20人を超える大量解雇から始まった。今オフも当然、選手の整理から連覇に向けた編成はスタートする。ただリーグ制覇したこともあり、ソフト路線に転換する。「昨年のようなことはない。1ケタで落ち着くだろう」(球団関係者)と戦力外選手は10人に満たない模様だ。29日には、球団本部の黒田正宏編成部長が鳴尾浜球場(西宮市)を訪れ、木戸2軍監督と会談をもった。人員整理も詰めの段階を迎えており、近日中にも通達される見通しだ。

 補強面でも「少数」の方針が採用されている。26日に大阪市内のホテルで星野監督出席の下、編成会議を行った。アマNO・1遊撃手の早大鳥谷ら少数精鋭のドラフト指名が決定した。

 すでにベテラン広沢も日本シリーズ終了後に引退する意志を固めている。連覇に向けた「緩やかな改革」がいよいよ本格化していく。


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