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星野監督が巨人の監督交代劇に激怒 星野仙一監督(56)が、巨人の監督交代劇に激怒した。26日、巨人は辞意を固めていた原辰徳監督(45)の慰留に失敗し、巨人OBで元ヘッドコーチの堀内恒夫氏(55)を来季監督に就任させると発表した。わずか2年で辞任騒動へと発展した事態に、ライバル球団の星野監督は「若い芽を摘んで、野球界はどうなっていくんだ」と激高。ダイエー王貞治監督(63)も疑問を投げかけ、球界全体が一連のドタバタ劇に不快感を示した。 「若い芽が摘まれた」球界を憂う星野監督は怒った。悲しい怒りだった。希望に燃えた若き将が、志半ばでユニホームを脱がざるをえない。その無念さは、肌で感じるように理解できた。そしてプロ野球界の将来を憂い、吠えた。 「まさかだ。せっかくの若い芽を摘んでしまってどうするんや。オレはたそがれどきや。でも原なんか、これからやないか。みんな若い芽を摘んで野球界はどうなっていくんだ」。 苦々しい思いがこもっていた。今回の騒動には、ぼっ発当初から不快感を示していた。発端となった巨人渡辺オーナーが19日のGT3連戦前に「3連敗したら(続投は)分からん」とした発言。「監督という仕事が軽く見られている風潮がある。(フロントは)監督のクビをすげかえたらそれでええと考えとる」。昨年も横浜森監督の電撃解任で横浜のフロントに噛みついた。今年はそれがより顕著に、現実に起こる。 「結局、今年は(オリックス)石毛(中日)山田に(西武)伊原と原。4人が2年で辞めてるやないか。2年でどうやって結果を出せというんだ。そんな甘い世界じゃない。簡単な世界じゃない。オレらも確かに勉強が必要だが、背広組(フロント)はもっと勉強してもらわんとな」。 この日は、大阪市内のホテルで行われた編成会議に出席。その後、芦屋市内の自宅に戻り、辞任会見の映像を目にした。原前監督と次期監督の堀内氏が同じ壇上に並ぶ。その光景に不信感は増幅した。 「堀内氏について? コメントなんか、出せるか! おかしいやないか。続投、続投と世論、マスコミで伝えていて何で次の人が辞任会見にいるんだ」。 「火中の栗を拾う」とされた阪神監督就任をプロ野球界全体の発展のためと引き受けた。そして18年ぶりの優勝に導き、猛虎をよみがえらせた。その快挙はプロ野球界全体の活気につながった。だが、必死に努力する一方で不可解な監督交代劇が起こる。プロ野球の未来を案じる星野監督は、怒りのコメントで警鐘を打ち鳴らした。
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