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浜中、打撃はGOサイン!シリーズDH出場へ

 浜中、間に合った! 阪神浜中おさむ外野手(25)が、DH(指名打者)での日本シリーズ(10月18日開幕)出場の可能性が高まった。25日、二人三脚で付き添う石原コンディショニング担当が「打撃面では問題ない」と復活に太鼓判を押した。シリーズ直前の2軍教育リーグ「よさこいリーグ」(10月11日開幕)で実戦復帰し、日本一決戦に滑り込む。

検査異常なし!フルスイングできた

 虎に朗報が舞い込んだ。10・18。日本シリーズ初戦。右肩手術からの復活を目指す浜中が戻ってくる。パ・本拠地球場で開幕する日本一決戦の舞台に「5番指名打者、浜中」がアナウンスされる可能性が高くなってきたのだ。

 前日24日に受けた定期検診も異常なし。この日、リハビリに付き添う石原コンディショニング担当は「今後、じょじょに練習メニューを増やしていく。走塁に不安はあるが、打撃に関してはもう、問題ない」と出場に太鼓判を押した。走塁面を含めた多くの課題は山積するが、少なくとも打撃でのシリーズ出場にGOサインを出した。

 もちろん、浜中も最大の目標をシリーズ初戦に置いている。この日の鳴尾浜の室内練習場でも黙々と打撃マシンを打ち込んだ。気がつけば、打席から1歩前に出てマシンと対する。至近距離のボールを打つことで、鈍っている動体視力を回復させようとした。復活への手応えは、浜中自身が最も感じている。

 「もう肩は大丈夫。マシン(打撃)も、みんなと変わらないスピードの球を打てるようになった。後は、ピッチャーの生きた球を打つだけ」。

 日本シリーズまで、あと3週間。100%の力でスイングできるまでに回復した。「試合をしてみないとわからないけど、教育リーグで何試合か見てから(シリーズで)使うか決めると思う」。慎重に言葉を選んだが、田淵チーフ打撃コーチも日本シリーズ要員としてみなしている。

 課題は実戦感覚がどれだけ戻るか。4カ月近くも試合から遠ざかる不安は少なくない。杉田トレーナーも「打撃は大丈夫でも、走塁でヘッドスライディングすることもある。試合でどれだけできるかはまだわからん」と指摘する。そこで、きょう26日からはダッシュなど走塁面での練習も本格化。10月初旬にはシート打撃の走者もして実戦的な走塁を磨く。さらに、同11日から高知県内で開幕する2軍の教育リーグ(よさこいリーグ)で試合勘を取り戻す。これが、日本シリーズへの復帰シナリオだ。

 6月13日の巨人戦(甲子園)で右肩を負傷した際には、今季絶望とされていた。7月4日に手術してから2カ月半。スローイングはまだとはいえ、フルスイングまで戻した奇跡的な回復力は、日本シリーズに出場したいという強い意志が生んだものだ。シーズンVには間に合わなかったが、シリーズには戻ってみせる。日本一奪取へ、思いっきり暴れてくれるに違いない。    【益子浩一】


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