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福原3回88球KO…2戦連続乱調でシリーズ先発微妙


◇21日◇東京D
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神
巨 人 X 10
【神】(敗)福原、江草、金沢、吉野、石毛―矢野
【巨】(勝)工藤、久保、サンタナ―村田
【本】ペタジーニ34号(2ラン=3回、福原)、斉藤10号(2ラン=3回、福原)
清原24号(ソロ=6回、江草)、アリアス37号(2ラン=7回、工藤)


 ベンチに座った福原は表情を失っていた。期待されて送り出されたマウンド。3―1の3回、ペタジーニに同点2ラン、そして斉藤にも勝ち越しの2ランを浴びた。あっという間の逆転劇。「巨人戦という意識は多少あった。立ち上がりからボールが高く浮いてしまった…」。

 昨年7月6日以来の巨人戦登板は結果以前に最悪の内容。3回で88球を費やし、4四球を与えた。「ストライクをとりにいって打たれている」と佐藤投手コーチ。剛球投手から技巧派へ華麗に転身したはずが、命綱の制球が定まらなければ結末は悲劇だった。

 右肩手術から復帰して2試合連続、12イニングを無失点で2連勝。復活した右腕に日本シリーズ先発要員の可能性も高まった。だが前回、ナゴヤドームの中日戦で5回3失点の初黒星。そしてこの日は3回KOで信頼度を大きく下げた。

 井川、伊良部、下柳に次ぐ第4の先発有力候補が、2試合連続で崩れた。「シリーズへ? 切り替えて頑張ります」。まだ登板機会があるかは微妙。「追試」のチャンスを待つしかない。【実藤健一】


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