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球児1年ぶり白星、プロ2勝目
藤川が土壇場で踏ん張った。今季2度目の先発で5回を無失点。日本シリーズ登板、そして来季に望みをつなげた。 「何度もあるわけじゃない。2度とチャンスがないと思って投げた」。 序盤からピンチの連続だった。2回には連続四球、4回には連打を浴びた。5イニングで3度得点圏に走者を背負った。球が高めに浮きそうになるが、要所で低めに集めた。2併殺と拙攻にも助けられ、本塁を踏ませなかった。 悪夢を断ち切った。4月11日の巨人戦(東京ドーム)。4点リードの9回裏2死一、二塁でカウント2―0から中継ぎ登板。後藤に同点3ランを浴びるなど、あと1人が抑えられなかった。 「ホームランを打たれるのが嫌だった。だから気持ちの弱さが出た」。 過去の記憶と戦いながらのマウンド。決して満足のいく内容ではないが、結果は残した。ただ星野監督は手厳しかった。「去年のいい時を知っているから、それと比べるとね」。日本シリーズを考慮すると、まだ物足りない。 今季初勝利。昨年9月11日ヤクルト戦(神宮)以来のプロ2勝目。「素直にうれしい。みんなに感謝です」。同級生の久保田は右ヒジ負傷でリタイア。今後も「穴埋め役」のアピールを続けていく。【田口真一郎】
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