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仙さん甲子園に決めた「日本一合宿」阪神悲願へ一丸 星野阪神が甲子園合宿で悲願の日本一に挑む。パ・リーグ覇者と戦う日本シリーズ(10月18日開幕)に向け、直前の10月12日〜15日に本拠地甲子園で合宿を行うことが18日、明らかとなった。ナインはその間、球場近隣の宿舎で寝泊まりして士気を高める。チーム一丸で万全の態勢で敵地入りする。星野仙一監督(56)にとって初の日本一奪取に、調整も抜かりなしだ。 シリーズ直前の10・12〜15日本シリーズ制覇に、猛虎の直前調整が決まった。聖地甲子園で10月12日から4日間、合同合宿を行う。コーチ、選手は同一ホテルで寝食をともにする“挙党態勢”で最後の総仕上げに励むことになった。 多くのタイトル争いや個人記録がかかる公式戦の最終戦は10月10日の広島戦(甲子園)。パ・リーグ覇者と日本一を競うのは、その8日後からだ。一時は春季キャンプ地でもある高知県・安芸での合宿が検討されたが、日程的に困難なことで断念した。代わりに本拠地練習に移行されたが、合宿スタイルだけは貫くことになった。 「選手の意識を高め、チーム全体を同じ目標に導いていくのが星野監督の考え方。全体行動なら安全面の管理もしやすい」。 チーム関係者が聖地合宿の狙いを話す。公式戦終了翌日の11日を完全オフとして、ナインの召集は12日から。4日間は甲子園→宿舎の往復で、練習とミーティングの野球漬けとなる。全員で敵地に乗り込むのは16日の木曜日。17日にナイター練習をこなして、初戦を迎える青写真だ。 99年中日でセ・リーグ優勝を果たした星野監督は、シリーズ直前にナゴヤドームを拠点に自宅から“通い”の練習を指令。その際は王ダイエーに1勝4敗で日本一を逃がした。タテジマでの雪辱戦でチーム全体の引き締めを重視した。また15日の本拠地胴上げをピークに各地でトラファンの過熱ぶりが問題視される。選手の安全確保からも合宿形式が最適と判断した。 対戦相手は未定ながら、シリーズに向けた行動はすでに本格化している。6日のダイエー―西武戦(福岡ドーム)からスコアラーが首位ダイエーを中心にマーク。17日の近鉄―ダイエー戦(大阪ドーム)には田淵チーフ打撃コーチを先頭に井川、伊良部、下柳に矢野と主力バッテリーまでが視察を行った。早期リーグ制覇の優位性を生かし、情報戦では圧倒する。 さらにシリーズ3、4、5戦目の舞台ともなる本拠地でじっくり腰を据えた合宿特訓。連係プレーなどを磨くとともに、夜にはミーティングで対戦相手を徹底解剖して意思統一を図る効果も期待できる。公式戦で高勝率を残したマンモス甲子園から、トラがシリーズになだれ込む。
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