

久保田シリーズ・アウト!

豪腕ルーキーの日本シリーズ登板が絶望的となった。前日12日の中日戦(ナゴヤドーム)で右ヒジを負傷した阪神久保田智之投手(22=常磐大)は13日午前に帰阪し、大阪市内の病院でMRI検査とレントゲン検査を受けた。その結果「右ヒジ内側側副じん帯損傷」と診断された。杉田トレーナーは「ノースロー期間? 2週間とか言っていた。その後、もう1度検査して、様子を見る」と話した。今月中はボールを握ることができない。また過去に故障歴がない箇所のため、慎重にリハビリを行う。これで来月18日に開幕する日本シリーズ出場は難しくなった。
久保田はこの日、名古屋市内の宿舎を淡々とした表情で出発。「痛みはないです」と気丈に話していた。しかし診断結果は予想以上に深刻。検査後は広報を通じて「とにかく早く治したい」と心境を語った。
日本一を目指す星野阪神にとっては大きな痛手だ。新人離れしたマウンド度胸で先発、抑えともに任せられる逸材。短期決戦の日本シリーズでは「ジョーカー」として存在感を示すはずだった。これで新人王レースも脱落。輝きを放ったトルネードが失意の秋を迎える。

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