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Vお預け…仙さん藪に藤本に怒ッカ〜ン「話にならん」
優勝はおあずけです。すでに広島が勝ち、この日のV持越しは決まっていましたが、投壊12四球と目を覆うような内容。これには星野監督も「信じられん。話にならん」とおかんむり。今日14日のV条件は、阪神が勝ち広島、ヤクルトが負けること。グラウンドでの胴上げなしの「ピンチ」は変わらず。もう、待ちくたびれた。早く決めてほしいんやけど…。 四球連発に守乱 4連敗闘将があきれた。「信じられんわ。話にならん」。帽子を取りながら、そう苦笑するしかなかった。マジック2としてナゴヤドームに乗り込んだ。だが2日間で1つも減らせない。優勝は今日14日、他球団の結果待ちという条件つきで持ち越した。Vロードに出たはずが1分けを挟んで4連敗。星野阪神が停滞前線にはまり込んだ。 生みの苦しみ。そんな慣用句を使うにはあまりにも情けない試合だ。阪神投手陣が中日に与えた四球は実に12個。もちろん今季ワーストだ。ここに来て緊張の糸が切れたかのような乱れっぷり。星野監督でなくても苦笑するしかない。 もちろん笑っていただけでない。1点リードの5回だ。藪が3連続四球を出して1死満塁となった。ここで指揮官自らノッシノッシとマウンドに足を運んだ。今季、監督がマウンドに歩を進めたのは3試合目。4月11日の巨人戦(東京ドーム)で6点差を追いつかれた9回に2度行ったのと9月3日の広島戦(広島)で井川が左ひざを捻ったのを心配して出向いた場面の計3度。いずれも重要さを示す場面だ。 厳しい表情でゲキを飛ばした。「バックが守ってるんやぞ! しっかり投げんか!」。ダラダラしたムードを吹き飛ばすために気合いを入れた。だが逆効果となる。萎縮した藪は代打井上に甘い球を投げ、逆転の適時二塁打を浴びた。さらに救援の吉野も打たれ、この回、5失点。1分けを挟んで4連敗が決定づけられたシーンだった。 「気合いを入れたら、右中間や…(苦笑い)。あんな(甘い)ところに投げるなんて信じられん。そりゃあ打たれるわ。話にならん。考えられん」。あきれて繰り返した。 この敗戦で中日との対戦成績は13勝13敗とタイになった。今日14日を含め、残り2試合に勝たなければ勝ち越せない。記録的な80勝をマークした記念すべきシーズンに、完全優勝を逃がしてしまうかもしれない。 「1勝が遠い? 80勝もしとるやないか。50勝ぐらいのシーズンもあったんやろ。懐かしい? その懐かしさを楽しんどけよ」。ここに来て、かつての勝てないチームを思い出させる日々だ。関門突破の前に、苦しい過去を今一度、思い起こさなければならないのか。【高原寿夫】
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