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阪神連勝ストップ M停滞…今岡左肩痛で今季初の欠場

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Vマジック    


◇4日◇広島
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神
広 島 X
【神】(敗)下柳―野口
【広】(勝)ブロック(S)永川―石原、西山
【本】野口1号(2回、ソロ=ブロック)、緒方23号(6回、2ラン=下柳)


 猛虎に最後の試練だ。阪神今岡誠内野手(28)が4日、広島22回戦(広島)を左肩に違和感を訴えて欠場した。8月17日巨人戦(東京ドーム)で痛めたものだが、我慢のプレーも限界だった。全試合出場がストップした同選手に田淵チーフ打撃コーチは「完全に回復させるのが大事」と、数試合はスタメンを外すことを示唆。チームは7回無死満塁の好機をつぶすなど拙攻続きで、連勝は7でストップ。マジックも「7」で停滞し、Vロード最後のハードルにぶち当たった。

8・17巨人戦で痛め…注射打ちながらの出場もう限界

 猛虎快進撃の顔は最後まで、ベンチから戦況を見つめた。赤星、金本とともに全試合出場でナインを引っ張ってきた今岡が、出番のないままゲームセットのコールを聞いた。左肩の違和感が発覚し、今季初の完全欠場。マジックナンバーを減らすラストスパート数試合は、今岡抜きの戦いを余儀なくされた。

 「連続出場が途切れたのはしょうがない、ケガだから。大阪に戻って復帰? 即ゲームに出場することはない。1日ずつ様子を見ながらになる」。

 今岡は割り切ったように話し、ナインとともに球場を出た。連勝が7で止まった星野監督はピシャリと、その話題を封印した。

 「出ていないヤツの話はせんでもええ」。

 きっかけは、4勝11敗と苦しんだ長期ロード中にさかのぼる。8月17日の東京ドームでの巨人戦。8回表の攻撃で、今岡は相手暴投の間に本塁に頭から突っ込む激走をみせた。完封負けを免れた1プレーで、左肩を痛めた。以降は適宜、痛み止めの注射を受けながら先発出場を続けてきた。この日の午前中も、広島市内の病院で注射を打った。

 長期ロードの最初、8月6日からのヤクルト戦で桧山と矢野が負傷。打順組み替えなどで苦心しながら、新4番の片岡が右太もも裏を痛めたのが、同15日の巨人戦。今岡が違和感を抱えたのは、その直後。主力離脱がチームに与えるダメージを思い、安易に休むと言えなかった事情がある。

 痛み止めによる対処療法にも限界があった。体調不良も重なり、今岡の安打ペースは8月中旬からガクンと鈍った。前日3日に今季初のスタメン落ちで代打出場。この日、田淵チーフ打撃コーチは「何試合かは(先発を)休ませる。完全に回復させるのが大事だから」と語り、数試合はスタメンを外れることになった。

 役者を欠いた影響は色濃く出た。広島ブロックの前に8回まで散発5安打。2回、野口の1号ソロによる1得点に止まった。7回に無死満塁と一気に攻め立てて代打攻勢をかけた。だが矢野と広沢が倒れて無得点。阪神ファンが、リーグトップの得点圏打率4割3分1厘を誇る今岡の登場を切に願う場面だった。最終回も2死満塁で八木が見逃し三振に倒れた。

 「(7回の)満塁のとこやな。あそこで追いついて、追い越しておかなアカン」。

 星野監督は決定力不足を嘆いた。残り7とわずかだが、試合日にマジックが減らなかったのは8月21日以来のこと。これが最後の一山に違いない。じっくり乗り越える先には、歓喜のゴールが待っている。【町田達彦】


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