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星野監督「V争いに自信」勇躍!沖縄入り 今年の阪神は不気味だ。阪神星野仙一監督(56)が29日、沖縄に上陸。キャンプ地の宜野座では既に主力選手が合同自主トレを行っており、この日が事実上のキャンプ・インとなった。記念すべき日に指揮官は今季の阪神を「不気味なチーム」と表現。レギュラー組への保証もない激しいシーズンであることも宣言し、優勝争いへ自信を見せた。 「俺にも分からん…不気味なチーム」間近に迫った球春の足音がそうさせたか。なじみの沖縄の風が燃える男を鼓舞したのか。星野監督が不適な笑みを浮かべた。「今年のウチは不気味なチームや。オレでも未知数な部分が出ている。監督のオレが言うんだから間違いない」。自ら今季の阪神をセ界へ波乱を呼ぶ不気味軍団と位置付けた。 2月1日のキャンプ・インに先駆け、この日、コーチ陣とともに沖縄入りした。那覇空港でのファンによる出迎え、さらにクルマで約1時間離れた恩納村の宿舎ホテルへ。中日時代から勝手知ったる懐かしい宿でも暖かい出迎えを受けた。どこまでも上機嫌な指揮官。その口からあふれ出たのは今季の自軍への多大な期待だった。 まず得点力アップを確約した。金本に代表される打線の補強の成功が裏付けだ。「今年は去年より確実に1点は多く取れる。これは大きいで。1点差で負けとる試合がどれだけあるんや? これだけは自信を持って言える」。代名詞ともなった貧打線の返上をキッパリ宣言した。 それだけではない。今季は守りか、攻撃のチームかを問われ、信じられないような答えをブチ挙げた。「両方や。打ち合い、投げ合い、両方できる。どっちに重点を置くというのはない」。伊良部、新外国人2投手の獲得で投手陣への自信を深めた結果が、夢の攻守両立発言につながった。 監督独自のペナント・レースの読みもある。「松井が抜けたとはいえ巨人が(優勝の)最右翼」とは冷静なコメントだ。だが同時に「だが今年のセは分からん。(どのチームも)優勝も最下位もあるぞ」とも。その中で阪神は「足りないところを補強したという面ではタイガースが1番。横一線や。優勝争いの自信? あるね!」と言い切った。 前日の鳴尾浜では「負け犬根性の払拭(ふっしょく)」を強調したが沖縄の初日はファンが聞いたら泣きそうなイケイケ発言の連続。球界はもちろん、メディアの特性も知り尽くした監督だけに「節目の沖縄入り」を意識したのかもしれない。だがその態度、言いっぷり…。指揮官は間違いなく優勝に絡む気だ。
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