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原点戻った片岡いきなり3発 阪神片岡篤史内野手(33)が27日、沖縄・宜野座での合同自主トレに合流。フリー打撃で快打を連発した。宜野座は一昨年までの日本ハム時代に練習を行っていた原点の地。大不振に終わった昨季からの巻き返しに好スタートを切った。また、川尻哲郎投手(34)、矢野輝弘捕手(34)もこの日から合同自主トレの練習に合流した。 日本ハム時代、練習行った思い出の地阪神が初めてキャンプを行う宜野座。だが、片岡には、思い出の地だった。球場に到着した片岡は、日本ハム時代の同僚、野口、中村豊に声をかけた。「懐かしいな」。宜野座では日本ハム2軍が去年までキャンプを行っていた。片岡も1軍キャンプ地の名護から何度もこの宜野座村球場を訪れ、打ち込み練習を行った。「またここでやるなんて不思議な感じだよ」。その原風景が、安打製造機と呼ばれていた日本ハム時代の打撃を思い出させた。 フリー打撃。片岡が放つ打球は、強い雨を切り裂いた。38スイング中21本が安打性の当たり。うち3本は右翼フェンスを越えた。合流初日から全開目前。その打球の鋭さは、宜野座入りするまでのハイペース調整を証明していた。「みなさん(報道陣)の見えないところでこっそりと打ってきたからね」。順調な仕上がりに自信があふれる。 FA移籍した昨年は打率2割2分8厘という大不振。崖っ淵に立たされた片岡は昨秋キャンプで、打撃フォームの大改造に踏み切った。田淵コーチの説く「うねり打法」習得への挑戦を始めた。過去の実績を捨てての再出発。がむしゃらにバットを振った宜野座の地は、そうした転機にふさわしい舞台でもある。また、1月下旬から先乗りで沖縄自主トレを行うスケジュールも、日本ハム時代と同じ。「去年の反省を踏まえて、いろいろとやっていきたい」。2月1日からのキャンプでも、立ち止まることはない。懐かしの宜野座で、かつての姿を取り戻す。【井之川昇平】
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