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浜中、赤星ら26選手上陸、沖縄で虎フィーバー


 虎、沖縄上陸で大フィーバー! 阪神の26選手が24日、合同自主トレーニングのため、キャンプ地の沖縄・宜野座入り。中堅のポジションを争う赤星憲広外野手(26)と浜中おさむ外野手(24)が競うようにトレーニングを敢行した。また、今年からキャンプ地となる宜野座村でも、新タイガータウンが完成。観客用駐車場を確保するため、浦崎康克村長(58)が職員に役場への徒歩通勤を命じるなど、人口約5000人の村もヒートアップした。

南の島は早くも球春…センター争う2人も熱い

 宿舎の海辺のリゾートホテル。大阪からの長旅に疲れた選手たちが青い海を眺め、束の間のリラックス気分を味わっていた。ところが、ジャージ姿の一群がロビーに出現。緊迫ムードに急変。中堅のポジションを争う赤星と浜中。関本、金沢も加わって、さっそく球場へ向かった。

 1番打者死守に燃える赤星は「1番」にこだわった。「新しいキャンプ地だし、一発目に新しい球場でやってみたかった」。休日を返上した理由は、一番乗りするためだった。そうなれば、浜中も譲れない。「負けられないですから」。この競争心が我先にと練習に足を向かわせた。ランニングなどの軽めのメニューだったが、ライバルに遅れをとらなかったことに、重要な意味があった。

 赤星は前日23日に「(浜中と)仲がいいのは別。だれかを蹴落とさないと試合に出られない」と「絶縁」を宣言。実際、この日の移動のタクシーにも別れて乗った。キャッチボールも別の組に分かれた。お互いが意識的に距離を保った。金本加入で、外野のポジションは残り1。温暖な気候の沖縄で、2人の間には熱い火花が散っていた。

 一方、この熱戦の舞台、宜野座村球場も総工費4600万円をかけ、新タイガータウンが完成した。隣接の陸上競技場内にサブ球場を2面整備。ブルペン、打撃ゲージを新設。外野芝生席後方に防球ネットも設置。視察した上田管理部長も「何とかこぎつけた」と施設面に及第点を与えた。

 さらに、宜野座村では全面バックアップ指令が下った。周辺約800台の駐車場のうち100台分は本来は村職員用。球場そばにある役場への通勤に用いられている。だが、浦崎村長がこの日までに、キャンプ期間中はマイカー通勤を自粛するよう職員に要請した。自転車、徒歩での通勤を命じた。最大4キロ、30分以上かけて通勤する職員もいるという。さらに、観客の増える週末には、村職員が警備員となって臨時出勤する。約5000人の村人口とほぼ同数の観客の来場も予想され、宜野座村は一大フィーバーとなりそうだ。

 こうした過熱ムードがグラウンド内にも熱気を与えることは必至。1月31日までの自主トレから2月1日のキャンプインへ。赤星VS浜中のバトルを筆頭に、星野阪神2年目のキャンプが燃え盛る。【井之川昇平】


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