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井川パワーアップ完了!!“夏場以降の失速”にさようなら

 阪神井川慶投手(23)が20日、2年連続開幕勝利に自信を見せた。茨城県水戸市の「ゴールドヘルスジム」で自主トレを行う井川は、6勤1休の猛筋トレでパワーアップに成功。直球150キロ挑戦や中4日OKを宣言し、エースの自覚をみなぎらせた。3月28日の横浜との開幕戦(横浜)の先発にも「相性がいい。がんばりたい」と意欲的。スケールアップした若き左腕が、今年も星野阪神を引っ張る。

エースの自覚“開幕戦勝つ!”

 井川は故郷でスケールアップしていた。茨城・水戸市のゴールドヘルスジムで行っている自主トレ。話題が2年連続開幕投手に及ぶと、初めて前向きなセリフを発した。「横浜のグラウンドは相性がいい。投げさせてもらえるなら、何とかがんばりたい」。エースの自覚に芽生えたのか。ふだんは寡黙な男が、珍しく雄弁に「今季」を語った。

 理想像に近づきつつある証しだ。12月11日から開始した自主トレは6勤1休。うち3日は1日3部制。午前中は走り込み、午後は筋力トレ、夜はプールと綿密なプログラムを立てた。昨オフと同じメニューだが、今回の目標は「全体のパワーアップ」。夏場以降に失速した苦い経験を2度と味わいたくない。そのため強化に取り組み成功した。入団当初60キロだったベンチプレスは昨年より2キロ増となり、目標の100キロに到達した。専属トレーナーの添田隆也氏(41)は「いい状態。これ以上重くする必要はないが、1つの目標だった。球速アップは可能」と話した。

 完成ボディーをもとに、夢は膨らむ。井川は直球150キロ到達も宣言した。「球速はアップさせたい。150キロ投げられれば、チェンジアップも生きてくるはず」。3年目まで140キロに届かなかったが、年々アップして昨年は148キロまで到達した。また昨年プロ初の中4日登板を経験したが、調子を落とす要因となった。「リズムよく、ずっと同じ間隔だったらいける」。条件付きだが中4日もOKだ。

 開幕の相手横浜は昨年6戦4勝1敗、防御率1・60とお得意様にした。しかも横浜スタジアムは「捕手までの距離感がつかみやすい」と1番好きな球場だ。150キロの直球&中4日を投げる体力。2年連続の開幕勝利は疑う余地がない。充実の左腕が今年も開幕ダッシュの原動力になる。


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