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伊良部、外野で初投球練習 あのダイナミックなフォームが日本に帰ってきた。阪神伊良部秀輝投手(33)が18日、西宮市の鳴尾浜球場での自主トレで早くもピッチング練習をスタートさせた。 遠投を終えると、相手役の田中聡を座らせた。えっ、ピッチング? 周囲も注目する中、投球体勢を整え、ノーワインドアップから投げ込んだ。日本球界復帰後初のピッチングだ。5分の力でも回転のいい球は伸びがある。さらにカーブ。一度浮き上がってからブレーキがかかるような落差の大きさ。スライダー、シュートも交えた。実践さながらの32球。最後の1球は田中聡が取り損なったほどのキレだった。 いきなりの投球練習だけでなく、驚かされたのはその場所だった。ブルペンではなく、なんと外野の芝生上。「ボクは最初は平地で投げるんです」。これがメジャー流? いや伊良部流だ。投手は普通、遠投などで肩を作ると、ブルペンに入る。最初は捕手を立たせたまま。次は捕手を座らせる、という段階を踏む。しかし伊良部は独特。まだブルペンには入らない。 「傾斜の上で投げるというのは難しいことなんです。メカニクスが固まってからでないと傾斜では投げない。平らなところで投げる方が、技術習得とか調整がやりやすいんです」 7年ぶりの日本球界。初のセ・リーグ。だが、そんな環境の変化にも、自身を変えるつもりはない。“オレ流”を本格スタートさせた伊良部に、自信がみなぎっていた。
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