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ジャンボ断言“指先に脳できた”石毛は復活する!

 プロゴルファーの尾崎将司(55=フリー)が阪神石毛博史投手(33)の復活を予言した。石毛は18日、千葉県船橋市で行われたジャンボ軍団との自主トレに平下、喜田、梶原康とともに参加。ジャンボ指導の投法をマスターし「指先に脳ができた」と独特の表現で絶賛された。かつてのエースストッパーが復活すれば、阪神投手王国が形成される。

ジャンボの指導で…指先まで力伝わる投法マスター

 グラウンドの片隅のベンチから選手の練習を眺めていたジャンボが、突然立ち上がった。「よーし。それだ。その球だ」。視線の先には、ブルペンで投球練習をしている石毛がいた。

 「下半身から肩、ヒジ、手首、指とうまく力を伝えられるようになった」と石毛。ジャンボ軍団との自主トレに参加して4年目。石毛はようやく、力を指先に伝える方法を会得した。これまでは下半身の力だけで投げていたが、そのパワーが上体を経て、指先にまで伝わるようになった。

 「石毛の指先に脳ができた。指の脳を使うには、どういう体の使い方をしないといけないか常に言っているんだ。ゴルファーも野球選手も一緒。スポーツ理論だね」。

 午前10時から始まる練習の最初は、1時間以上もゴルフクラブを振らせる。プロ野球選手も例外ではない。そのゴルフ練習場の真ん中に、唐突にマウンドがある。近鉄を戦力外になり、阪神にテスト入団した石毛の復活を願って、ジャンボが作ったマウンドだ。

 復活はジャンボ自身のキーワードでもあった。一昨年は79年以来、22年ぶりに未勝利に終わった。だからこそ愛弟子の今季にかける気持ちは痛いほどわかる。師匠は苦闘の時期を乗り越え、昨年9月の全日空オープンで777日ぶりの勝利を飾っている。

 「石毛にも復活してほしいね。いや、必ずやれる」。この日の投球でジャンボは確信した。石毛にもその気持ちは伝わった。「いままで3年間手首と指先の使い方を言われてきたけど、実践できなかったんです。でも、ようやくわかりましたね。ジャンボさんの言っていた指先の脳っていうのはこのことなんだと」。

 自分を拾ってくれた星野監督の恩に報いるためにも、ジャンボ再生工場でつかんだ手ごたえを無駄にはしない。

 ◆石毛博史(いしげ・ひろし)1970年(昭45)7月13日生まれ、千葉県出身。市銚子から88年ドラフト外で巨人に入団。剛速球で頭角を現し、93年には30セーブで最優秀救援投手賞を獲得。97年近鉄移籍。先発に転向するも伸び悩み、昨年オフに自由契約。テストで阪神に入団した。189センチ、97キロ。家族は依公子夫人(35)、由麻さん(7)、祥太くん(5)、由乃ちゃん(2)。

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