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モデルチェンジ赤星、出塁率4割狙う 打率3割じゃ満足できない。三重県・大王町の「ともやま公園」で自主トレ中の阪神赤星憲広外野手(26)が17日、外野のレギュラー争いに強気の姿勢を見せた。打撃力アップのために取り組んできた新打法が完成間近。打率3割を最低ラインに「出塁率も4割を目指す」と手応えをつかんだ。守備・走塁面はチーム1。金本知憲外野手(34)の加入も関係ない。2年連続盗塁王は今年も外野の要となる。 最短距離で叩いてゴロ増やす外野のライバルたちへ、強烈な宣戦布告か。赤星が強気の言葉を並べ立てた。「今年は真価が問われる。打率3割じゃ満足できない。僕が出塁率4割なら、(チームの)得点力もすごく上がる」。まだ1月だが、早くも闘志を燃やしていた。2年連続盗塁王はセンターの座を意地でも死守する決意だ。 確信があるからこそ、強気の姿勢が生まれる。赤星は03年バージョンの新打法を披露した。「今までと見た感じは全く違いますよ。自分でもすごく変わったと思います」。不敵な表情を浮かべ、バットを握る。この日は三重県・大王町の「ともやま公園」内にある室内練習場でフリー打撃を行ったのだが、打席に立った姿は衝撃的だった。スタンスを従来のオープンからスクウェアに。両足の幅もほぼ2分の1に狭めた。プロ2年間の打撃フォームを捨て、フルモデルチェンジした。 生き残るための大改造だ。昨年、赤星は打率2割5分2厘と打撃不振のまま、シーズンを終えた。右足骨折が影響した部分もあったが、それだけではない。タイミングが合わず簡単にフライを打ち上げる場面が目立った。「オープンスタンスだと、踏み込みで動きが遅くなる。余計な動きを減らした」。昨年の秋季キャンプから着手。無駄をそぎ落とし、最初から打ち出しにかかる構えにした。「これなら最短距離でボールを叩ける。強い打球がいく」。フライは減少し、ゴロが多くなる。自慢の俊足で内野安打も増える。打撃練習中心の自主トレで自信をつかみ、打率3割を最低ラインとする。 昨年末にはTBS系「筋肉番付」の収録に初めて臨んだ。違う競技のトップアスリートと積極的に会話し、得るモノは大きかった。特に印象に残ったのは、アメフトのLB河口正史選手(29)の言葉。「足の速い人は鍛えても、速くならないと思いがち。でも僕は25歳からトレーニングして、速くなった」。赤星は近くの砂浜で中距離走を繰り返し、俊足に磨きをかけている。「守備と走塁は(外野手でも)トップ」と言い切る。あとは打撃だけ。進化するレッドスターがチーム内競争を熱くする。
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