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伊良部の考え激白!「スイカよりもゴルフボール」

 阪神伊良部秀輝投手(33)が15日、西宮市の鳴尾浜球場で自主トレを本格的に開始した。キャッチボールやランニングの軽め調整だったが、7年ぶりの日本球界復帰プランは綿密に練っている。練習後には30分以上も「イラブの考え」を披露。トレーニング方法や日本野球への対応法などを熱く語った。グラウンドでは後輩にメジャー仕込みの調整法を指導。米大で培った野球哲学をもとに、万全の状態で開幕に臨む。

「ブルペン不要」、「投手コーチとの徹底討論」

 米大リーグで積み重ねた経験があるから、迷いはない。鳴尾浜球場での本格始動。伊良部は練習後に30分以上もかけて、熱弁をふるった。綿密なプランで7年ぶりの日本球界復帰に臨む。その開幕に向けての自らの「イラブの考え」を披露した。

 ◆ブルペン不要 伊良部のキャッチボールは並ではなかった。この日は約15分行ったのだが、ていねいに1球ごと投げる。「僕の場合、メカニクス(投球動作)を作るのは、傾斜のあるマウンドよりも平地の方が簡単なんです」。母校・尽誠学園の後輩にあたるパートナーの田中聡にリリースポイントのチェックもお願い。ブルペンにはこだわらない。今後もキャッチボールでフォームを仕上げていく考えだ。

 ◆投手コーチとの徹底討論 日本球界は6年間のブランクがある。「打者の知識はほとんどない」と伊良部。ただビデオを使っての打者研究はしない。「投手それぞれタイプが違うから。でもキャンプでは投手コーチを呼んで、ディスカッションする。僕の持ち球が通用するか、話し合う」。メジャー時代には「なぜ勝てないんだ?」と投手コーチと2時間も激論した経験がある。対話路線で対応するつもりだ。

 ◆スイカよりもゴルフボール 日本最速158キロを記録を持つが、スピードにはこだわらない。「いくら速くても、打者にスイカのように映ったらダメ。逆に140キロでもゴルフボールに見えたら打たれない」。キレ重視、緩急で勝負する。

 この他にも「故障しにくくなるし、疲労の回復が早い」と週6日の筋力トレ。「2月に入れば、打撃投手をできるように」とキャンプインから実戦形式OKなど持論を展開した。豪快なイメージとは対照的な姿勢。星野阪神Vの使者の今後が楽しみだ。【田口真一郎】

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