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星野さん予告「中村豊加入でシ烈外野戦争」

 【ゴールドコースト(オーストラリア・クイーンズランド州)7日】阪神星野仙一監督(55)がシ烈な「外野戦争」を予告した。今季の外野でレフト金本知憲(34)は確定。残り2席は桧山進次郎(33)浜中おさむ(24)赤星憲広(26)の争いと見られていたが、監督は日本ハムからトレードで獲得した中村豊(29)の名前も挙げた。春季キャンプから高いレベルでの競争が展開される。

金本当確、残る2席は浜中、桧山、赤星そして中村

 シュミレーションを終えた星野監督はニヤリとほくそ笑んだ。「外野は楽しみやな」。脳裏に描いたのは、限られた外野の定位置を争う激しいバトル。それも指揮官の胸が高鳴る、チーム内での高いレベルでの競争だ。

 FA権を行使し広島から移籍してきた金本が、左翼のポジションを手にするのはほぼ間違いない。残る2つは実績のある桧山、浜中、赤星で争うと見られていたが、監督は「第4の男」の名前を挙げた。「中村(豊)も守備だけなら(阪神で)一番ちゃうか。肩が強いしセンスもある。足も速い。あとは棒(バット)だけやけどな」。

 日本ハム時代の通算打率は2割4分。守りのイメージが強い中村豊だが、監督は決して守備要員で獲得したわけではない。打力を磨けばレギュラーもとれる。新たなライバルを登場させることで、さらにシ烈な「外野戦争」を演出した。

 選手会長の桧山、昨季終盤に4番に座り結果を出した浜中でさえうかうかできない状況。打力に最も魅力がある浜中だが「守りをしっかりせないかん。足は速いんだから。ノックばかり受けてたらあかんで。生きた打球を捕らないかん」とバッサリ。さらに安定感なら桧山、守備と走塁で赤星が浮上する。監督はレギュラーの座を約束されない状況で、4人がライバル心をむき出しにする姿に期待した。

 昨季はケガ人続出で層の薄さを露呈した。レギュラーだった桧山、浜中、赤星がそれぞれ長期離脱を経験した。その間、2軍から緊急昇格させた選手とのレベル差は明白だった。激しいレギュラー争いはそのまま厚いバックアップ体制にもつながる。3・28、横浜との開幕戦(横浜)スタメンの座を目指す「外野戦争」の幕が開く。

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