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仙一&浩二監督“原巨人包囲網”誓う「Gの穴はペタ」

 【ゴールドコースト(オーストラリア・クイーンズランド州)4日】阪神星野仙一監督(55)が親友の広島山本浩二監督(56)と「巨人包囲網」を誓い合った。ともに豪州で休暇中の2人はこの日、日本料理店で顔合わせ。打倒巨人の話題で盛り上がった。球界発展のためにも巨人の独走阻止でタッグを組むことを約束。星野監督は巨人攻略ポイントに、ポスト松井でヤクルトから新加入したロベルト・ペタジーニ内野手(31)がアキレス腱になると指摘した。

ワガママ放題 ジャイアンツ愛にヒビ!?

 大きな笑い声が響く。ゴールドコーストで初めて顔を合わせた2人は、雑談からすぐに本題に移行した。星野監督、山本監督ともに優勝という目標に変わりはない。しかし互いに目標を達成するためには、昨季日本一の巨人を倒すことが最重要課題。親友対決はそっちのけで、話題は打倒Gで盛り上がった。

 星野監督 あの戦力だからね。勝ち越しても負け越しても、1つか2つだろう。でも面白くはなるで。

 山本監督 仙も恐るべしというか、今までにない動きで補強した。阪神との勝負とは別だが、昨年は巨人にあれだけ見せられたわけだからね。策を練りましょうということや。

 昨季阪神は対巨人に12勝15敗1分け。優勝した85年を最後に17年連続負け越しという屈辱的な記録を更新した。一方広島も11勝16敗1分け。両チーム合わせて8個の貯金を巨人に進呈した。今年は同じ失敗を繰り返すわけにいかない。ペナントレースを熱く盛り上げる意味でも、打倒・巨人に執念を燃やすのだ。

 最強軍団と呼ばれる原巨人だが、攻略ポイントがないわけではない。星野監督が「おもろいで」とニヤリ笑ったのは松井の抜けた穴だ。「打つ方は(マイナス要素は)ないんじゃない。ただ守る方がな…」。阪神も獲得に乗り出したペタジーニが加入した打線は今年も脅威。だがペタジーニの右翼の守備には大きな不安があると見ている。

 星野監督 松井の守備はヘタじゃなかった。メジャーでも、うまい方に入るやろ。ペタは最初の年に少し左翼を守ったぐらいやろ。最終的には一塁に回ると思うが、タツ(原監督)がそのへんをどう考えるかや。

 ペタジーニが一塁に回ればチームの精神的支柱となっている清原が浮く。加えて「ペタはマイペースなタイプ。ただそのわがままがヤクルトで通用しても阪神や巨人ではそうはいかんで」。ヤクルト時代は試合中に“職場法規”して帰宅するなどワガママ放題だっただけに、ジャイアンツ愛を揺るがす騒動を起こしかねない。

 日本一巨人は今季も優勝候補の筆頭。しかしポスト松井として獲得した新助っ人は「アキレス腱」になる危険も含んでいる。それが巨大戦力打破のヒントになるかもしれない。打倒Gのため、あらゆる可能性を探っていく決意だ。

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