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トラ改造打線不発2安打…3連敗で貯金「1」
凡打の12K…上坂打たなきゃ完全試合寒い、寒い、寒すぎる。異常低温の北海道の気温以上に、虎打線は寒かった。横浜グスマンに完全に見下ろされ、打席ではバットがクルクル回った。屈辱の毎回12三振。11日の中日戦(ナゴヤドーム)の4回から数えて13 イニング 連続三振の珍記録も更新だ。年に1度の北海道遠征を楽しみにしていた虎ファンも怒り心頭。今岡が併殺に倒れてゲームセットとなると、大量のメガホンが投げ込まれた。 前カードの中日戦で浜中、矢野、ホワイトがそれぞれ骨折。非常事態の虎打線はこの日、片岡4番、関本5番、梶原康6番、そして田中を7番ライトで起用する苦肉のオーダーで挑んだ。日本ハム時代の昨年5月19日の西武戦(長野)以来の4番に燃えた片岡だったが、結果は3打数無安打。5年12億円のFA砲は期待に応えられず「打順は関係ない」とひと言だけ。プロ初スタメンの梶原康は「全然捕らえることができなかった。速かったです」と2打席連続空振り三振にレベルの差を痛感。途中出場の上坂が6回、9回にそれぞれ安打を放って意地を見せたが、新打線の快音はこの2本だけだった。 前夜、星野監督はコーチ陣とスコアラーらを誘って札幌の街へ繰り出した。カニや刺し身など海の幸を堪能し、気分転換を図った。「これからのテーマは、若手がチャンスを1つでもつかんで来年の1軍枠に入ってくること。消化試合じゃない。1試合1つは収穫を得たいね」。ケガ人続出をグチッていても始まらない。前向きで臨むしかない。しかし、結果は無残な2安打完封負け。プロ初先発マスクの中谷が無難にプレーしたのがせめてもの救いで、期待したラッキーボーイは出なかった。 「きょうはフルメンバーでも難しかったやろ。ええボール放っとった。相手をほめても仕方ないけどな」。キャンプ終盤の紅白戦のようなメンバーでは完封負けも仕方なし。星野監督も怒るわけにはいかない。札幌では3連敗で貯金1。14日、この連敗を止めなければ開幕以来の5割に戻る。
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