|
|
|---|
|
| |||
| Index | |||
|
■阪 神 ■野 球 ■サッカー ■スポーツ ■芸 能 ■競 馬 ■社 会 ■レジャー |
片岡「男気」の7号!134打席ぶりの一発 悩みを吹き飛ばす一撃がライトスタンドへ突き刺さった。片岡は苦しかった思いをかみしめるように、ゆっくりゆっくりダイヤモンドを1周した。ベンチ前でナインがハイタッチで出迎える。照れ笑いを浮かべながら、しっかりと手と手を合わせた。「けが人のためにも必死でがんばらなければならない」。1点リードされた3回1死二塁。カウント1―2から山井の投じた124キロのスライダーを思い切り引っ張った。6月22日以来34試合、134打席ぶりの7号2ランは一時は逆転となる貴重な1発となった。 我慢の日々が続いた。4日には打率が2割2分2厘まで落ち込んだ。6日の広島戦では決勝点を許す失策。「練習では悪いところがないんや。あとは気持ち」。自分の力を信じて耐えた。きついヤジに気が滅入りそうになっても、それ以上にうれしいこともあった。7月26日の中日戦。スタンドにはPL学園時代に春夏連覇をした当時の友人5人の姿があった。一塁側ではなく、あえて片岡の守備位置に近い三塁側に陣取った。「あいつらが応援してくれるのはむちゃくちゃうれしい」。親友たちの優しさで切れそうな気持ちをつなぎとめた。 「ホワイトと矢野さんがあんなことになったんで」。試合後、笑顔はなかった。勝利を呼ぶことはできなかった。だが今こそ、チームを救うには片岡の力が必要だ。
| ||
|
| |||