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虎痛い3連勝…浜中骨折で今季ほぼ絶望

 阪神浜中おさむ外野手(24)は9日、ナゴヤドームで行われた中日18回戦で左手親指を骨折した。4番右翼手でスタメン出場した浜中は4回、渡辺の右中間二塁打を追いダイビングキャッチを試みた際に左手を強打した。5回の守備からベンチに退きアイシング処理後、名古屋市内の病院で検査を受け、骨折が判明した。ナインは奮起し3連勝を飾ったが、阪神に衝撃が走った。

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◇9日◇ナゴヤD
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神

中 日

【神】(勝)星野、金沢、福原、吉野、(S)バルデス―矢野
【中】(敗)朝倉、山北、遠藤―谷繁

 3連勝の代償はあまりに大きかった。故障者続出の阪神が浜中まで失う非常事態に陥った。「もう知らんよワシは」。相次ぐ主力のケガ、呪われているような状況に星野監督もたまらず悲鳴を上げた。

 悲劇は4回裏に起きた。中日渡辺が放った右中間への打球を右翼手の浜中は追った。最後はグラブを逆シングルの形で差し出したままダイビング。打球はその下をすり抜け、グラウンドに激突した浜中の左手親指に衝撃が走った。この回は最後まで守り抜いたが痛みが収まらず5回の守りからホワイトに代わった。ベンチでアイシングの後、名古屋市内の病院で検査した。診断結果は「左第1中手骨骨折」。4週間の患部固定が必要で、今季はほぼ絶望となった。

 試合後、星野監督は「また1人いなくなったんか。ダイビングはいいが自分の指まで折っちゃいかんわな」と険しい表情を浮かべた。桧山、アリアス、そして投手では藪が現在もリハビリ中で復帰のメドはまだ立っていない。そんな苦境に新4番としてチームを救う働きを見せてきた浜中の離脱。3連勝で7月26日以来の貯金4としたが喜べない現実が残った。

 4番が消え、攻撃面でさらに厳しくなるのは否めない。「4番目に打つやつはいくらでもおるわ」と言った星野監督だが目は笑っていなかった。ようやく波に乗りかけたときにまたも襲った不運。明るい表情を崩さなかった田淵チーフ打撃コーチも、愛弟子の大ケガにショックを隠せず無言でバスに消えた。

 ナゴヤドームでは今季赤星が自打球で左足スネを骨折。またこの日先発した星野も左ふくらはぎ肉離れで離脱しており浜中が3人目となった。10日に大阪市内の病院で再検査を受ける浜中は広報を通じ「悔しいです。1日も早く治したい」と無念のコメントを残した。今季最大の危機。残ったメンバーが一丸となり乗り切るしか道はない。

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