tigers
spacer
◆阪神TOP
spacer
spacer
 Index  
spacer
■阪  神

spacer
■野  球

spacer
■サッカー

spacer
■スポーツ

spacer
■芸  能

spacer
■競  馬

spacer
■社  会

spacer
■レジャー
spacer
spacer
spacer
トラ激闘12回あと1点…仙さんヤジに激怒

 真夏の甲子園へ別れを告げるの惜しむかのような熱戦だった。4点を追いついた。延長12回、3ランを浴びても食らいついた。敗れはしたが粘りに粘った星野阪神。6日から長期ロードに旅立つ。この粘りがあれば、何かが起きる。

spacer
◇4日◇甲子園
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ヤクルト

阪 神

【ヤ】坂元、石井、五十嵐亮、(勝)河端、(S)高津―古田、小野
【神】井川、伊達、部坂、吉野、谷中、バルデス、(敗)金沢、面出―矢野
【本】稲葉3号(5回、ソロ=伊達)小野2号(12回、3ラン=金沢)
関本5号(12回、2ラン=高津)

関本2ランあと1本

 鬼のような形相で星野監督がベンチから出てきた。その後に続く、コーチ、そして選手たちも気迫をみなぎらせたまま、ロッカールームへ歩いた。1点届かず、敗れたのは事実。しかし今季最長4時間54分の死闘を終えても、猛虎の火照りは収まらなかった。魂を感じさせる試合だった。

 スタンドの誰もが落胆していた。延長12回に7番手金沢が決定的な3ランを浴びた。この瞬間、ネット裏から痛烈なヤジが飛ぶ。これに星野監督が怒った。「なんや!」と怒鳴り上げ、バックネット越しに猛烈に言い返した。星野監督はかつてこう話したことがあった。「相手に負けて、ヤジにも負けたらアカン。俺は言い返す」。誰にも屈しはしない。それはナインへの意思表示でもあった。

 監督に恥をかかせたままにはしない。12回裏の攻撃だ。途中出場の関本が燃えた。2死二塁。ヤクルト高津のカウント0―1からの2球目、140キロ外角直球をフルスイング。打球は甲子園で最も深い右中間席に飛びこんだ。「後ろにつなぐことしか考えていなかった。次への自信にしてもいいと思う」。試合後、関本は静かに話した。星野監督の気迫が乗り移ったかのような一撃だった。

 7月23日から12試合続いた本拠地でのゲーム。負傷者が続出したが、この間、4度のサヨナラ劇があった。6勝6敗のイーブンで終えたが、収穫は計り知れなかった。その1つが新オーダーの形が見えたことだ。先発井川が4点を先制された直後の3回裏。平下、浜中、八木のクリーンアップに3連続タイムリーが飛び出し、1点差に迫った。4戦連続で打点を挙げた4番浜中は「平下さんがいい形でつないでくれた。次の八木さんにつなげようと思った」と言った。そして12回の関本の2ランに後、1番今岡が左中間へ二塁打。猛烈ヘッドスライディングで粘りを見せた。田淵チーフ打撃コーチが試合前に「(5番とは)目の輝きが違う。もう決めた。不動に1番だ」と決意。リードオフマンの意地を最後に見せた。

 6日から4カード連続の遠征が待っている。最後の甲子園で勝てなかったが星野監督は「ええやないか。粘ってこれだけ面白い試合をしたのやから」と今後に手応えをつかんだ。この日の闘志があれば、死のロードなど敵ではない。

spacer
tigers

阪神 | 野球 | サッカー | スポーツ | 芸能 | 競馬 | 社会 | レジャー | ライブラリーINDEX
Home