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打てない片岡&A砲…阪神連勝ストップ
4夜続けて阪神に9回裏の奇跡は起こらなかった。ずっしり重い6点差。関本が意地の猛打賞を記録しただけで9個目の0をスコアボードに刻んだ。4日のヤクルト戦以来、今季4度目の完封負け。3試合連続のサヨナラ劇でついた勢いは失速した。終盤のドラマを楽しみに足を運んだ5万3000の大観衆もため息の連続。これで甲子園で満員札止めの試合は6連敗とイヤな記録だけが伸びてしまった。 「1試合に4点取るのは大変やからな。重くのしかかったのはしゃあないな」と星野監督は言った。先発カーライルが初回に失った4点がすべて。だがあまりに打てなすぎた。走者は出ても凡打に走塁ミス。ドラマを生み出してきた粘りはかけらもなかった。要因のひとつがこの日も音なしの3、4番だった。 浜中、沖原、矢野とサヨナラ劇は下位打線の伏兵が主役を担った。その流れに乗ってこの日は主軸が爆発して勢いを加速させたかった。だが片岡、アリアスともに3打数無安打に終わった。後半戦に入り片岡は41打数8安打で打率1割9分5厘、そしてアリアスも37打数7安打で打率1割8分9厘。3、4番がともに1割台では話にならない。 「ボールを振りすぎだ」と星野監督は厳しい表情で言った。田淵チーフ打撃コーチは「主軸が打てなかった」の質問に「それはもう何回も聞きました」と耳をふさいだ。 首位巨人とのゲーム差は8・5に広がった。宿敵の背中を視界から逃がさないためにも今、主軸が奮起するしかない。「また明日、頑張ります」と片岡はつぶやいた。その言葉を信じるしかない。
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