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好投復活!藤田「太陽の季節」だ 絶体絶命の虎を救ったのは太陽だった。4回、突然のマウンドが訪れた。この日、1軍に昇格したばかり。今季初登板。緊張は隠せなかった。しかし、開き直った。「あまり余計なことは考えず、矢野さんのリードどおりに全力で投げました」。江藤を空振り三振。仁志に右前打を許すが、阿部、高橋尚を連続三振。3つのアウトすべてを三振で取り、球場を支配していた嫌な空気を振り払った。 直球の最速は144キロ。緩いカーブが絶妙に決まり、フォークも鋭く落ちた。続く5回、6回はいずれも3人でピシャリ。藪が負傷し、吉野の後に巡ってきた緊急登板で、藤田は3イニングを1安打無失点でしのいだ。「よくない雰囲気の中でいいピッチングをしてくれた」。星野監督も手放しでたたえた。 ドラフト1位で入団した昨季、巨人との開幕戦(3月30日・東京ドーム)に2番手で登板し、2回 1/3 で7失点。めった打ちされ、翌日、2軍に降格した。右ひじ痛も発覚し、以後は我慢の日々を過ごした。しかし、今季は2軍スタートでも「投げられるだけマシです」と喜びを感じられた。ようやく訪れたチャンスで巨人にリベンジし、勝利に貢献。「チームが勝ったことがうれしいです」。太陽の苦悩の日々に、陽が差し始めた。
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