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井川本拠G戦勝てない マウンドの井川は苦しみ、もがいた。7回で9安打4四死球と攻め込まれた。制球が定まらず、球数は140球まで増えた。援護のない3失点で7月初黒星、今季5敗目を喫した。 それでも星野監督は「ゲームを壊さずに必死に粘っていたがな」とかばった。0―3の5回表だった。四球と連打で無死満塁のピンチを迎えた。ここで初球攻撃をかけてきた仁志の強い打球をつかみとると捕手―一塁と転送する併殺に仕留めた。阿部を歩かせて投手桑田を三ゴロ。無失点で切り抜けて、味方の反撃に希望をつないでみせた。 「5回? 何とか粘れたんですけどね。野手の方のおかげなので次は勝てるようにします」。 ゲームセットまでベンチで戦況を見つめた。悪いなりに自分の投球をした。初回に失った先制点は、打ち取ったゴロを遊撃関本が弾いたもの。それでも切れずに、左腕を振った。 めぐり合わせの悪さなのか。今季6度目の巨人戦先発で対戦成績は3勝3敗。その黒星はすべて、本拠地の甲子園でつけられた。実は甲子園では4月26日ヤクルト戦から勝ち星がない。右のエース藪と先発順を入れ替えてまで臨んだ大事な初戦。エースはまたも、ホームで笑えなかった。
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