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まさかの暗転に星野監督カンカン

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◇20日◇横浜
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神

横 浜
×
【神】カーライル、弓長、(敗)金沢、部坂―矢野
【横】(敗)杉本、細見、(勝)横山、森中、(S)斎藤―中村、相川

コップ投げた!!

 ふがいない逆転負けに星野監督がキレた。ロッカーからバスまでの短い通路。大量のフラッシュを浴びせられると手にしたコップの水を口に含み、水が残ったコップを投げ捨てた。水がカメラマンの服をぬらしたが星野監督はそのまま無表情でバスに乗り込む。どうにも抑えようがない激しい怒り、イラ立ちが爆発してしまった。

 それほど屈辱的な敗戦だった。2点をリードされるが3回に打線が爆発し3連打を含む4安打で3点を奪い逆転。4回にも1点を追加、6回にも矢野の2点適時二塁打でリードを4点に広げた。今までなら完全なセーフティーリード。だが先発カーライル、そして中継ぎ陣が楽勝ムードを一気にぶち壊した。

 まさに悪夢としか言いようがない6回裏だった。カーライルが1死後、中村に死球を与えて勝利のリズムは狂い始めた。代打田中一にも右前打され、カーライルは降板。だがワンポイントで出てきた弓長が石井琢を四球で歩かしてしまうと崩壊は止まらなくなった。1死満塁で登板の金沢が種田に走者一掃の二塁打を浴び、暴投で同点、佐伯に逆転打された。打者10人攻撃で6失点。今季1 イニング 6失点以上は5度目でいずれも負け。6戦負けなしと抜群の相性だった横浜スタジアムが一転、魔の球場に変ぼうした。

 「あの回だけといってもあのリリーフ陣じゃあかん。試合にならんわ」と星野監督ははき捨てるように言った。阪神の泣きどころ、信頼できる左の中継ぎ不在がまたも大量失点につながった。佐藤投手コーチも「打たれたときに聞くなと言ってるだろ! 悪いときもあるよ」と声を荒らげた。

 首位巨人とのゲーム差は今季最大の8差に広がり、宿敵の背中は遠のいていくばかりだ。その巨人と直接対決(23日から3連戦、甲子園)を迎える前に21日は絶対に落とせない。星野阪神は最大の正念場を迎えた。

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